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付与魔法使いは迷宮へ  作者: 灯絵 優
付与魔法使いと海底神殿
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第十五話

 周囲を岩肌で囲まれた薄暗い洞窟。

 迷宮十六階層はそのような場所だった。どこからモンスターが来るか判らない。潜水艦では、とても抜けられない場所だ。

「ふむ、不味いですね」

 スールは呟く。

「ハーバルラ海底迷宮を進むと言うのは、海で言うところの深海に近づくことなのでしょう。今の水着で水圧を防げるでしょうか」

「僕は平気だけど違和感とかある?」

「呼吸は大丈夫だが、さっきから腕がミシミシいってる。それか?」

「私も、なんだか関節が痛い気がします」

「キュブブ」

「毛がビリビリするそうです」

 首をかいてあげると、パチパチと雷のような音。しかし指先に付着したのは微量な氷だ。もしかしたら、温度も下がっているのかもしれない。

「潜水病なのかな……スールはどう?」

「耳の先が痒くてしかたありません」

「赤くなってる」

「痒み止め塗りますか?」

 布面から飛び出たエルフ耳を揉んでいる。

 かつてアルブムに使ったものと同じ痒み止めを渡すと、瓶に耳の先を突っ込んでしまう。確かに指で塗るより早いし確実だが、それでいいのだろうか。閉口しているうちに痒み止めをまるごと欲しいと言われて差し上げると、スールは礼を言って懐にしまう。

「測定器あるから測ってみる。上がったら専門家に聞いてみよう」

 専用の道具を取り出したシャリオスは鉄板にメモをし、『鑑定水晶(ア・クリスタ)』で岩肌を鑑定する。数値諸々をかき込む手に迷いはなく、ミルが目をこらしても見えない暗闇はシャリオスの領域だとまざまざと告げている。

「一気に深さが増してる。細い横道からモンスターっぽいのもいるし、一旦帰還する」

 決断したシャリオスは素早く鉄板をしまい、ミル達を十五階層へ押し戻す。

 その表情が険しいことに気付いたのは、一人もいなかった。



「そして僕らは地上に帰ってきた」

「そして稼いだお金がこちらになります」

「そして投資した代金を回収することができました」

「そしてとても残念な事に、再び必需品の強化費用に消えるのでした」

 そして……と庭先で足を抱えた二人がひなたぼっこをしながら呟く。黄昏れているとも言う。

 ドロップ品の半分を取られるのは地味に痛い。サハギンの装備品などに混じっていた遺品のおかげで黒字だったが、なかなかお財布に厳しい状況だ。あと数回は同規模で潜らなければ手持ちの資金も底をついてしまう。こうなると冒険が続けられないので、一旦ユグド迷宮に戻って荒稼ぎしないと、と二人は遠い目をしながら足下の紙切れを眺める。そこには今回の査定金額が書かれていた。

「なんかこう……もっと高そうなものないかな。高く売れそうな場所でもいいけど。見積もりが甘かった。ごめんね……」

「思ったのですが、高いドロップ品を持っていかれてませんか?」

「それはね、わかるよ」

 当然だが透蛇(クラルテ・アダラ)のドロップ品はゴミのようにポイと返され、珍味なまこ系モンスターは全部買い取りを強制させられた。実はこっそりほっとしているミルである。スールなどは残念がっていたが。

「許可を求めた手前、強く出られないのが歯がゆいです。あ、あの雲ズリエルさんに似てます」

「本当だ、凄くズリエル」

 ひとしきりズリエル雲を楽しんだシャリオスは続ける。

「次の探索はもっと深く潜って珍しいものも探そっか。階層主(アートレータ)の情報とか高かったし。そ、その……お父さんから返事来た?」

 目元を赤らめるシャリオスから視線をそらす。冷や汗が流れてきた。

「初めて手に入れた素材が多かったので、内容物もろもろ調べているところだそうです。何かに転用できれば買取額も売り込み先も見つかるので、もう少しかかるそうです」

「一度会って話してみたいな。いろんな魔導具作ってるんでしょう? 僕、最近骨董品の魔導具を集め始めたんだけど、今のと比べると発展の過程がわかって面白いんだ。四百年前のうんたらかんたらな、かくかくしかじかでね――」

 高く昇った日が沈み、星が輝く。

 シャリオスの話は夕食が終わるまで続いた。


 それを遠くから見守っていた存在には、終ぞ気付かない。

「マァずいな。うはは。本当に探すやつ出るなんて、うはは」

 不思議なニュアンスで言う男。

 口の端には、鬼灯の刺し印があった。



 他の冒険者から情報が得られず手助けが望めない以上、シャリオスはいつもより慎重に、そして入念に準備をすることにしている。

 しっかり深海用に作られた魔導具で再び迷宮へ挑んでいた。

「赤字補填と迷宮攻略と目的のために。いざ出発」

「よろしくお願いします!」

 迷宮十六階層。

 暗い洞窟の中を慎重に進んでいく。亀の歩みだが、それも仕方ない。横穴から上層にいたモンスター達が顔を出し、少なくない数で襲いかかってくる。

「おかしい、なんか弱くない?」

「心なしか体も軽い気がします。お腹が空いてるのでしょうか?」

「彼方を見てください。奥で共食いをしておりますよ」

 モンスター同士が争っている。壁を見ても食べられそうなものが一切無く、共食いの後と思われるドロップ品が積み上がっている。

 掃討を終えたところで新たなモンスターが出てくるが、痩せた個体ばかりだ。

「不気味ですね。このような状況、迷宮では見られるものでしょうか」

「聞いたこともない」

 シャリオスは険しい表情で眺め、ふと顔を上げて暗闇の先を見る。

「何か来る――隠れろ!」

 鋭い声に後退し、横穴の奥へ身を隠す。

 数秒も経たないうちに穏やかな海流が激しく動き出し、ぼうと淡い光が見え始めた。再配置されたモンスターが吸い込まれ、ついでにミルも吸い込まれそうになる。

「あわわわわ!」

「キュー!?」

「こっち!」

 障壁に捕まってしのいでいると、シャリオスが伸ばした影に引っ張られ、足の間に収納された。

「すみません、助かりました」

「ご飯いっぱい食べよう」

 肯定するしかなく、頷く。

「それよか、あれなんだ?」

「鯨のように見えますが……ふむ。表面に氷のようなものがついていますね」

 うっすらと発光する巨大な鯨。発生したモンスターを片っ端から吸い込んでいく。襲ってくる大きめのモンスターなどは、氷矢で仕留めた。まるで質量で押しつぶすように猛攻が止まらない。

「まずい、こっち気付いた」

「姿を隠しても無理みたいですっ」

「熱を感知しているのかもしれませんね」

 冷静なスールの言葉に魔法を解いたミルは、全員を縛り付けるように障壁で巻き、横穴を抜け最速で逃げ出す。そのすぐ後ろに、鯨がつっこんだ。

「尾が来てる!」

「もがっ」

 素早く影に潜ったシャリオスの機転で一撃を避けられた。岩壁が削り取られ、大量のモンスターが一瞬で絶命する。

 まるで、王者の箱庭のようだ。ただ一匹の強者と、そのための餌がいる空間。

 息を飲んでいるとスールが手を叩く。

「思い出しました。あれは氷皮鯨(グラキエースキート)というモンスターです」

「……猊下、それってお伽噺に出てきた怪魚(モンスター)じゃなかったっすかね」

「ええ。わたくしも初めて拝見いたしました。長生きするとよいことがあります」

 サシュラは完全に言葉を失った。暢気に喜んでいる自分の上司を呪いたい気分でもある。

 というのも、氷皮鯨(グラキエースキート)は島を丸呑みしたという逸話があるほどなのだ。迷宮の壁が復元されなければ、とっくに階層を超えて地上で猛威を振るっていたかもしれない。そんなモンスターだ。

「海軍はある意味命拾いしてたってか? どうすんだよ」

「暗黒魔法で燃やせるか試してみようか。水の中だけど闇魔法は燃えるし」

 たいへん避けたい方法を普通に提案され、ミルは青ざめる。

「痛みでのたうち回るのではないでしょうか。そうしたら私達もただでは済まないと思います!」

「しまった、それがあった。他にいい案ある? というか昔はどうやって倒してたんだろ」

「古来、船で囲み長槍で倒したと聞きます」

「つまり俺に行けと?」

「相手は魚の類ですから、その手の手法が効かないことはないかと。それとも帰りますか?」

「人ごとだと思いやがって……いや、行くっすけどね。援護頼むわ」

「蜘蛛の巣状にした障壁で動きを止められるか、やってみます」

「僕の足場もよろしく」

 ヤケクソ気味に飛び出したサシュラと、それを追うシャリオス。二人の足場を障壁で固めつつ、強化付与魔法を同時にかけていく。

 雨のように降り注ぐ氷矢。アルブムが近くに来た一本を囓り、なかなかのお味と言うように飲み込む。ペロリと口を舐めながら周辺の物を腹の中へ納めていく。

 頼もしいやら呆れるやらだが、役割をこなしているので仕方ない。

 それよりも、魔力の残量がまずい。

 青ポーションの染みた水グミを噛みつぶして回復する端から消えていく。魔導具への供給や、付与魔法のせいだ。縦横無尽に氷皮鯨(グラキエースキート)を翻弄するシャリオス達の魔力も心許ないのでは。

「聖下、わたくしの魔法を障壁に込められますか。<回復魔法(ミナス)>を飛ばすにも遅延が発生してしまいますし、氷皮鯨(グラキエースキート)の向こう側にいては、当てようがありません。近くにあった方が、何かと便利でしょう」

「やってみます」

 自らの魔法を障壁に込められるならば、他人の魔法も出来るかもしれない。スールの予想は当たり、障壁に回復魔法が込められる。それを十六枚に分割したミルは、少し考え、更に小さく別けた。

「<回復増加魔法(ヒールアップ)>、<止まれ(ストップ)>」

 魔力の流出はそれほどではない。

 この距離では、ポーションを投げても回復魔法を飛ばしても同じくらいだ。だが回復手段が多いにこしたことはない。

 見ていたスールは布面の奥で「ふむ」と思案する。

「使うタイミングをお任せしても?」

「かまいません」

「でしたら、十使ったらもう一度障壁魔法で同じように。その間は聖下のサポートをいたしましょう」

 背後に回ったスールがミルの両肩に触れる。

「サポート、ですか? <移動補助魔法(ラピド)>、<攻撃力増加魔法(アタックアップ)>、<魔法攻撃強化魔法(アルメナーラ)>、<感覚強化魔法(アレルタ)><感覚強化魔法(アレルタ)><感覚強化魔法(アレルタ)>!」

「ええ――<魔力付与魔法(ダルテレティ)>」

 瞬間、減り続けていた魔力が一気に満たされる。

 驚いて振り返ろうとした頬を押さえ、スールは魔力を注ぐ。

「どのような場合でも、敵から目をそらさずに。後方に居るという事は、戦闘の指揮権を譲渡されたも同じ。大昔とはいえ、わたくしも数多のモンスターと戦った身でございますれば、定石をお教えするに不足ありますまい。さあ、敵の行動パターンをよみ、誘導を始めましょう」

「誘導、ですっ、か?」

「聖下は魔力量をじゅうぶんお持ちですが、運用方法が定まっていらっしゃいません。氷皮鯨(グラキエースキート)はよい相手となるでしょう。前衛はどうしても視野が限定されますし」

 教師のように言うスールは静かに語り始める。

「通常、魔法を同時に複数展開することは困難であり、集中力が散漫になります。これは魔力を無駄に消費することに繋がります。――目を開いてご覧ください。氷皮鯨(グラキエースキート)のどこを、彼らは攻撃したがっているでしょうか」

「目です」

「理由はどのように推察しましょう」

「表皮は硬く、剣を弾いています。柔らかいところを狙ってるのだと思います」

「ええ。しかし頭部に足場を固めては障壁を割られて逆に狙いにくい様子。ここは先んず、満遍なく広げてみましょう」

 背中から尾、腹にかけて移動させる。するといち早く気付いたシャリオスが背中や尾を切りつけ、注意を引き始めた。障壁の追加を余儀なくされ、魔力が減っていく。しかし砕かれる数が減り、魔力の減りが緩やかになった。

「叩かれた場所に反応するようですね」

「頭部と尾を叩いても、反撃されます。もう少し人数が多ければよかったのですが……」

 足場が広がったことで、サシュラも動きやすくなった様子で、氷皮鯨(グラキエースキート)の目に、深々と槍を刺した。

 怒声のような咆吼に水が震え、体に衝撃が走る。まるで殴られたかのようだ。

 とっさに背後に回ったアルブムが二人を支え、ミルは前衛に降り注ぐ氷矢を弾く。

 あれほどの巨体、少し動かれただけでも強烈な攻撃だ。

「手数が足りないならば、増やしましょう。障壁とは実に自在。便利な魔法のようですので。何か突き刺してみましょう」

「尖らせるのは、とても魔力消費が大きいです」

「でしたら、こちらを」

 取り出したのは海兵の持つ武器だ。槍や剣がどんどん出てくる。

「え、これっ! 渡したのではなかったのですか!?」

「遺品はともかく支給品でしたので。こちらならいくら壊しても、懐は痛みません」

 手元にあるなら、あちらも了承してるのだろう。

 ミルはそう思うことにして、武器に障壁を巻き付け氷皮鯨(グラキエースキート)を攻撃する。といっても、シャリオスの一撃には及びもしないが。

 それでも尾を捻れば腹と胴体を、口を開ければ顎とヒレを叩く。動きが鈍り、反射のように繰り出された攻撃が、シャリオスとサシュラから外れだした。

「うぉっしゃァ! 美人と祝杯挙げる軍資金如きが、死に晒せやァ!!」

「ひえ」

 ここぞとばかりに槍を目玉に突き刺し引きずり出すと、腰に隠してあった鉈で両断する。さらにミルが使っていた銛を奪い取ると、侵入を始めたではないか。かなり手慣れた様子に見えたのは気のせいか。サシュラが生き生きとしている。

 シャリオスは「凄い! ね、今の見た!?」と大興奮。スールは「煩悩を満たす前段階が、男性にとって一番力を発揮する瞬間ではと時々思います」と厳かに述べる。

 目潰しをされた鯨は暴れ回る。特攻したシャリオスが、瞬く間に付け根から尾を断ち切って動きを封じたが。ミルは防御と回避に専念し、スールは回復魔法を三度飛ばす。アルブムは大量の氷矢をパクついた。

「切った!」

 発言に引いていたミルは注意を戻す。

 目を離した一瞬で、シャリオスは左右のヒレを両断していた。

「やりましたね。我々の勝利です」

「え?」

「あ、まずいっ」

 影を渡ってきたシャリオスが二人をまるごと抱きしめ横穴に潜り込む。繰り出された頭突きが壁を削りながら通り過ぎる。ちゃっかり背中にしがみついていたアルブムが、石をブレスで遠ざけた。

 大暴れする氷皮鯨(グラキエースキート)は、まるで藻掻いているかのようだった。

 のたうち回っていたが、しばらくすると腹を上に向けながら絶命した。切り飛ばした尾が光り、ドロップアイテムへ変化する。

「弓? 僕は使えないからいいや。それよりサシュラは? なんで氷皮鯨(グラキエースキート)は死んだんだろ」

「鯨ってのは、腹の下らへんに心臓とか肺が密集してんだよ。ぶっ刺してきた」

 海水でも洗い流せないほど血みどろになって戻ってきたサシュラは、げっそりしてる。体内に入ったせいか、全身がねとねとしていた。

「うわ、お風呂入った方がいいよ……」

「『魔法の部屋(マギア・オーダ)』を出します。アルブム、見張りを頼めますか? 私達はあれを解体しないと……さすがにマジックバッグに入らないですし」

「キュ!」

 横穴の一つに設置した扉。

 サシュラはお風呂を求め、すぐさま中に入った。

 鯨の部位に詳しいスールに従って、シャリオスは彼が渡した身の丈以上もある包丁で解体を進めていく。一体どこで手に入れたのだろうか。謎は深まるばかりだ。

「皮も目も使いどころがあります。骨も油や肥料が採れますし、虫除けや家具の材料にも」

「鯨って凄い。ありがとう鯨」

 相手はモンスターで、本来の鯨と違い氷が張っている。だがシャリオスは感心しきりだ。

 鯨には捨てる場所などなく、それは氷皮鯨(グラキエースキート)も同じ。シャリオスは大量の赤肉が採れたことをことさら喜んだ。食料が多ければ潜れる日数が上がるし、お金も浮くと。最も価値があったのは胃袋だろう。中にどっさりと溜まったドロップアイテム。これだけで、今回の投資額が回収しておつりが来ると言われ、ミルは心からほっとする。

 骨の一筋、肉片一つ残らずしっかりとマジックバッグに詰め込んだところで、異変が起こる。

 食われるばかりであった痩せたモンスターが溢れ、それを丸呑みするかのように氷皮鯨(グラキエースキート)が唐突に現れたのだ。

「再配置型だったね。倒してから三時間ってところ。逃げろー!」

「アルブム! 『魔法の部屋(マギア・オーダ)』を咥えてこちらへ!」

「キュアー!?」

 再開される破壊活動。飛び散る岩壁にモンスター。ついでに大荒れの海流。

「うわ、ちょっと待って。二十一階層に逃げ込むから中にいて!」

「ここは十六階層では? とりあえずお言葉に甘えます」

 するりと『魔法の部屋(マギア・オーダ)』に入ったスールを追いかけようとしたところ、シャリオスに襟首を掴まれる。アルブムはポイと中に放り込まれたのに、肩車をするように担がれる。

「えっえっ!? 何ですか!?」

「僕が道案内と扉を持つから、ミルちゃんは破片とかよろしくァ!?」

 ミルは慌てて障壁を展開し、足場と飛び散る岩や矢からシャリオスを守る。

 お腹が空いているのか暴れ回る氷皮鯨(グラキエースキート)の尾から逃げるように、影の中に入り込む。

 両手にしっかりと魔導具を持ったシャリオスは、いくつかの黒門を通り抜けて猛攻から逃げ切り、海底洞窟へ別れを告げた。

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