暗黒の与えられた力
「コウヤお前に与えた力は二つだ。一つは破壊の力あらゆるものを破壊する力、二つ目は死の力だ、あらゆるものに死を与える能力それはどんなものであろうとも死を与えられる。そしてこの武器は与えた破壊の力と死の力がそれぞれ入っている」
アリンはそう言って刀の柄の形をした物を二つ渡した
「右の紫の刀は破壊の力が入っている、左の黒の刀には死の力が入っている」
俺は素朴な疑問をアリンに言った
「アリンこの二つ武器はどうやって使うんだ?」
「その二つの刀はお前の想いの力に反応して起動する」
「想いの力」
「そして二刀の名前は、破刀ファニシトン、死の力トーデスゴット」
「とりあえずファニシトンの方でそこにある岩を斬ってみろ」
俺はアリンに言われた通りに岩を斬ろうとした
想いの力、俺はこの岩を破壊する事を想いそしてファニシトンを起動させた
すると、ファニシトンから濃い赤色の刀身が出てきた
「これが、ファニシトンの力」
そしてファニシトンで岩を斬った、すると岩が粒子になって消えていく
「これがファニシトンの力」
俺は思っていた以上の力に驚いた
するとアリンが
「こんな事で驚いてどうする。お前はまだファニシトンの能力のほんの少ししか使えていない。ファニシトンを扱えるようになれば、さっきみたいに直接対象に触れずとも破壊する事が出来るようになる。それはトーデスゴットでも同じ事だ」
「しかしコウヤお前へ、一体何歳だお前みたいなガキがファニシトンの能力を少しだけとわいえ発動させたのは、初めて見たぞ」
「歳か、十歳だ」
「十歳のくせに暗黒神である俺にこんな生意気な口をきいていたのか」
「別にいいだろ。俺たちはもう相棒なんだから」
俺はこのセリフが少し照れくさかった
同い年の奴らからは除け者にされていたからこんなセリフを言うのははじめてだ
「顔を赤くしてなにが相棒だ」
アリンはそう俺の事をバカにして腹を抱えて大笑いしている
「まぁいい、世界を変えるるぞコウヤ!」
「あぁ!」