【エピローグ】
【エピローグ】
胸の中に埋め込まれた灼熱の棒が、狂おしいまでの苦痛を脳の送り込み、訴えかけてくる。
今すぐ、この棒を抜き楽になりたい衝動が擡げて来る。
これを抜けば、命の液体が器から流れ落ち解放してくれる。
(駄・目・・だっ、・・未・だ)
朦朧とする視界。
其先にある画面を必死に見つめ、残された僅かな力でメッセージを打ち込んでいく。
鮮血の染まった指先が、キーボードを震わせながら叩く。
吐血により、赤黒く染まってしまった画面が煌々と赤光を放つ。
「た・・の・む」
それは遺言だった。
自分が犯した罪を、罪で購う。
そんな愚考を他人に押し付け、旅立とうとしている自分の卑劣さに、男は最後の力で自嘲した。
そして男は項垂れ、2度と動く事のない肉と化した。
画面には男が書き残した、一語があった。
{絶やすな}と。
その下にフォルダが付属されていた。
題はHope。
単純である故に、男の切なる願いが込められているのが窺えた。
朽ちた男の頭がキーボードに堕ちる。
それが元で、そのフォルダが展開される。
そこには神衣、皇、そして神無と記載されているのだった。
これにて一章完結になります。
二章は、一週間程休暇を頂いてから3/17からスタートしようと思います。
(グラ○ルの団イベントが始まるので…、少し休みたいな~とか)
連載を始めて一ヶ月ですが、何とか一章を終えることが出来ました。
一章までで感想やご意見がありましたら、頂けると嬉しい限りです。
誤字脱字の指摘もお待ちしております。
ここまで読んでくれた方々に感謝を!
次は3/17までお待ち頂けたらと幸いです。




