始まり
特になし
「僕たちはずっと友達だよ」
そんなことをいっている貴方
本当にずっと友達でいれるのかな
貴方の目の前にいる席の女の子
彼女はいつもひとりだった
彼女はどうやら極度の人見知りらしい
誰にも話しかけない女の子だった
貴方はそのこと友達になりたかった
偶然なのか席替えをして席が隣になった
この機会を無駄にしないように貴方は彼女に話しかけました
「ねえ。」
「ひ・・・は・・・・はい・・・・」
「僕の名前わかる?」
「え?・・・・・えーと・・・。」
「僕は金西浩太 よろしくね? 氷川さん」
貴方はにっこりと笑う
私はその会話が馬鹿らしく思えた
彼女は極度の人見知り 誰にも心を開かない
私は彼女の幼馴染だからしっている
「金西くん・・・・よろしく・・・・」
やっぱりね
彼女は「よろしく」という言葉は普通に言える
しかし相手の目を見ていわない
「ちゃんと僕の目を見ていってよ」
私は少し驚いた
「え・・・あの・・・」
彼女は困っていた
「相手の目を見て話さないと氷川さん友達できないよ?」
「ご・・・ごめんなさい・・・。」
彼女は涙目になって謝る
さすがに彼も困っていた
「春香」
私が話しかける
「亜紀・・・。」
「ほら。保健室いこ?」
「う・・・うん。」
「え・・・あの・・・」
金西くんは驚いていた
「金西くん、ごめんなさい。春香は極度の人見知りだから・・・。」
私はそういって春香をひっぱって教室をでた
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特になし