日常
翌日、ライズは紅蓮の剛翼を見張る為にしばらく学校を休む事に決めた。
「有君、おはよー!」
結城有として、学校に来ているシャウトは、クラスの少数…バスケ部の人達…から挨拶を受ける。
「おう、おはよう。」
それを快く返す。
「ところでさ、来月行われる体育祭の予定を今日決めるらしいよ。」
バスケ部の友人たる、井場悠斗が言う。
「ふーん、そうなん」
その時チャイムが鳴り、担任の教師が教室に入ってきた。
「早く席に着け。では出欠をとる。」
といい、名前を読み上げていく。
「今日は守野が休みで、他は…全員来てるな。では早速だが、体育祭の出場種目を決める。みんなで話し合って決めるように。」
その結果、結城有と結城叶、守野光はクラス対抗リレーに出場する事になった。(ついでに井場悠斗も。)
「では、各自種目は決まったので覚えておくように。」
それと同時に授業の終了を告げるチャイムが鳴り響く。
「起立、礼、着席。」
そして授業は終了した。
その後かったるい授業を終えて部分に向かう。
「リレー頑張ろうな。」
いつもの調子で井場が声をかける。
「そうだな。」
有も軽く答え、数分後、部活の練習が始まった。
家に帰ると、普段クールな妹、ハスナが愚痴をこぼす。
「なんで私がリレーなんかに…。」
「いいじゃないですか。」
ライズは優しく答える。
「よくないです。めんどくさい。」
「理由そんだけかよ。」
シャウトのツッコミを無視し、二人は会話を続行する。
「私も出てみたかったですよ。」
ライズは数秒後、事実を知らされた。
ハスナについて紹介。年齢13歳。身長155。赤いストレートな髪を肩までのばしている。顔は童顔で俗に言うロリ系。なのに普段はクールな表情をしている。そして、けっこうしっかりしている。兄よりは。何事も丁寧。ハスナの紹介はこんなところです。