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モノローグ

 君と出会った、あの夏の日。奇跡としか言いようがない出会いだった。

 

 君が死のうとしているのを、僕が止めて。


 あの時、僕の焦りとは対照的に、君はとても楽しそうで、嬉しそうで…とにかく、笑顔だったね。


 今思うと、その笑顔はきっと、自殺の恐怖で出てきた涙を、笑ったせいにするためだったんだよね。


 当時の僕は、中学二年生で、笑顔の意味にも気づけず、すごく腹を立てていたっけ。


 どんなにつまらない所でも、君といるだけで、僕は幸せだった。


 そう、()()()が、来るまでは。


 

 



 


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