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 とある少女の回想②

父と母は毎晩のように喧嘩するようになり、いつの間にか私は構ってもらえなくなった。


辛かった。


どんなに、どんなに、どんなに頑張っても、相手にしてもらえなかった。


「お母さん、学校のテストで100点取ったんだよ」


「お父さん、私、100m走一位だったんだよ」


「お母さん、お腹すいた」


「お父さん、みんなで外に遊びに行こうよ」


「お母さんの馬鹿」


「お父さんのアホ」


「お母さんもお父さんも、なんで私のこと無視するの。なんで私の話聞いてくれないの。昔のお父さんとお母さんに戻ってよ……」



私はひとりぼっちだった。


家では父と母に無視され、学校ではいじめられていた。

そんな時、私が心の支えにしていたのが、


たかくんだった。


もう私には彼しかいなかった。

彼以外は信用できなかった。


周りには敵しかいない中、遠く離れたところにいる、たかくんだけが、私の心の支えだった。


彼が好きだと思うことで、彼のために頑張れた。

彼が私のことを好きだと思うことで、日々を生きる活力が湧いた。


そんな日々が2年以上も続いたある日……

ついに、父と母が離婚することが決まった。

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