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48話 -壁に穴-
あれから僕たちは、敵を探すため、荒廃した城を歩いていた。
「ふぅ……まあいいわ。パーティを組んであげる。」
ハッ!?
「ありがとうございます神様仏様ぁ!」
「いやまあ……その杖とか強すぎるし……ねぇ?」
ファイさんがユキの方を見る。
「お姉ちゃん……私はなにかめりっとあるの?」
あっ!!
ヤベーーーーー。
「……武器はないですね……」
そりゃそうだ僕はまだ初めて数日の初心者だったんだわ!
「あーーーーほら!ラックはLUK、つまり運がメチャクチャいいから、強い武器が手に入るかも!」
シュンがそんなことを言いやがるので、
「いやいや!?そんな簡単に武器が手に入るわけがないじゃ」
そう言い返していたら、転びかける。
「いやーあぶねーあぶねー」
ガタッ
「え?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ん?
「あのー。どゆこと?」
僕の目の前の壁には、人が2、3人通れそうな穴が空いていた。




