表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

22/59

22話 -宿屋の不思議-

 あのあと、気がつけば僕が助けた宿屋は少し綺麗になっていた。

 細かい変化ではあるけどね。

 ただ、その変更に一つ疑問を抱く。


「1回限りのクエストだったんだよね?

 だったら、プレイヤーの数がものすごく多いこのゲーム、しかも発売から2週間程度経っているにも関わらず、始まりの街であるここのクエストすらこなされていなかったんだ?」


 そんな疑問だ。

 きっとこのクエストは、このゲーム全体で1回だけのクエストのはず。

 でないとクエストをした人としていない人でCPUの見え方が人によって変わってしまう。


 でもその答えは案外簡単にわかる。

 僕が宿の外でぼーーっとしていると、それに気づく。


 プレイヤーが来ない。

 人自体はいる。

 確かにいるのだが、全てがCPUなのである。

 というか、ここら辺はCPUの住宅地らしい。

 しかもあれだけボロかった宿屋なんで、普通はプレイヤーが来ない。


 ……僕をのぞいてね。

 ま、そんなことどうだっていいね。


 僕は気持ちを切り替えて、ゲームをやめ、今日も眠りにつくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ