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普通の感性がポンコツな私  作者: 天然桜
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私の生い立ち

この物話はフィクションです。

小さな頃家族で墓参りした帰りに車から外をみると、

お墓の前で寒そうに炎 に手をかざし、暖をとる人がいた。

烏帽子を被り、長い黒髪を後ろで緩くしばった

イケメンで侍のような服を着た人だった。

その時は、誰かに話したりしたらやばそうと、何故か思って、親や兄弟には,

話さなかった。


だけど、その人から目が離せなくて、車が進んで見えなくなるまで、

ずっとその人を見ていた。一度もその人は、私の方を見なかったが。


次の日の朝、目が覚めたら、身動きが一切できなかった。金縛りにかかってた。

でもすごい明るい日差しが、肌で感じられるのに、身動きが出来なくてかなり

焦った。

祖母に「朝だよー、起きろー」って言われた途端に、金縛りが解けた。

「今のは何だったんだろう?」と不思議に思った。

すっごい明るかったので怖いと思わなかったのだ。


ちなみに私が小さな頃住んでた所は、どこまでも田んぼが広がるど田舎の村、

映画とかドラマとかの撮影が来たことは、一回も無い。

彼が時代劇の出演者とかいうのは、絶対に無い。

金縛りにあったことから、幽霊だったのかな?と後で思った。


私はかなりはっきり幽霊が見えるらしいので、それが人かそうで無いか

というのは、判断がつかない。


ただし、それが見えた時はやばいと感じるので、絶対にその場では、騒がず

離れて安全になってから言う事が結構ある。


母も霊感が強い人だった。


そして私の父方の曾祖母は巫女だったらしく、木彫りの巫女像が仏壇に

飾ってあった。

健常者で村の巫女、かなり霊力が高い巫女だったらしい。


父方の大叔母は預言者だったらしく、その予言は外した事が、なかったという。


この能力は女しか受け継がれないようだ。


上に兄と下に弟がいるが全く能力は無く父も普通だ。

何故能力が無いと分かったかというと、


祖母の写真を家族で一緒に見ていた時があったのだが、

その中の一枚に滝の写真があった。


アレ?と思った。


何故滝の中から人の手が出てるのだろうか?と。

私にはハッキリ見えているのに!


弟も同じ写真を見てるのに、何も言わない。

つまり弟には全く見えてないのだと気付いた。


父の親戚にも女の子はいたが、何故か私にしか能力は

受け継がれなかった。

なので、私の事は誰にも理解されなかった。


中学生の課外授業で史跡を巡った時、私が撮った写真に

変なものが映り込んだらしい。

らしいとは、母が怒って写真を見せてくれなかったから、分からないのだ。


現像は、母が店に持って行ってした。


史跡跡で撮った神社の写真に変なものが映りこんだので、

これからは、神社の写真は撮るなと母は言うのだ。


おかしな事を言うなあと思ったけど、母も見える人だったし、

余計な事を言うと3倍怒られるので従った。

それから神社で写真は撮らなくなった。


高校生になると、人が考えてる事を当てたり、


電話がかかってくる事が直前にわかったりした。


それは、かなり気持ち悪がられたので、家族にも言わなくなった。


私の能力は、霊視、予知、読心術、さらに世の理を読む事。

特に霊関係に、それは発揮しやすい。

自分でもよく分からない理屈だが、必ずそれはあたる。


これは、そんな私の感性が普通のそれとずれているのを擦り合わせしなかったせい

で起きた話。

読んでいただいてありがとうございます。

( ´ ▽ ` )

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