三蹴 べいちきとモジャ子
べいちき
「べいちき! こんなに皮を余らせて! みんなに笑われてしまうぞ! 私が剥いてやろう!」
と言い、モジャ子はべいちきの余らせていた包皮を食い千切る。べいちきは少し痛かったが、それ以上に
「べいちき! 玉がたぷんたぷんじゃないか! よし、私が抜いてやろう」
と言い、モジャ子はべいちきの玉から精液を放出させる。べいちきは極上の快楽の味を知った。
「べいちき! また親父さんに叱られたのか! よし、じゃあ今日はウチに泊まれ!」
と言い、モジャ子は自宅にべいちきを宿泊させる。べいちきの荒んだ心は癒やされていく。
「というホームドラマはどうかな? クラスの出し物」
「びっくりした! 今の文化祭の出し物の話⁉」
「ああ、現実にそんなことは起こり得ないだろ?」
「いや、ラノベだし。まあそれで良いけど」
こうして2-Aの文化祭の出し物が決まった。いつやるかも分からない文化祭の出し物が。そして、先程の話は全くの嘘だったのだろうか。べいちきはモジャ子に相当懐いているようで、今も彼女の椅子になっているが。
「よし、良い子だべいちき。後でアレやるからな」
「( ゜д゜)ウム」
この( ゜д゜)ウムという口癖も、愛嬌のあるマスコットキャラクターのように聞こえなくもなくなってきた。
モジャ子