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2-8:運命の変換点

 シルベスタ王国の王都は年中通して温暖なので、セシリアが前世で生きていたところのように明確な四季はない。冬も少し肌寒いといった程度で、前世の感覚でいえば晩秋や桜が咲く前の春先。

 この世界も一年は十二ヶ月で、いまは第二月の終わりである。

 そしてセシリアが処刑されたのは第九月の頭、クリストファーの誕生日の五日前。


(あと、半年……)


 少し冷えてしまった左手の指先を温めるように、熱いお茶のカップに添えて口元へと運びながら、いまの状況から小説冒頭三行に描写される、あの暗く陰惨な場面を迎えることになるのだろうかとセシリアは思案していた。

 ローテーブルを置いて、向かい側では白リスに化けた精霊のリトラがルコの実を(えさ)にクリストファーに遊ばれている。赤い実を上下に動かす彼の手に合わせて、彼の白ローブの膝の上をぴょんぴょん飛び跳ねたのち、右腕を伝って肩に乗りルコの実をよこせと小さな両手を構える。

 

「ふふ、腕を封じられてしまった」


 ルコの実を手に入れて、ご満悦でクリストファーの肩の上で頬張っている。すっかり仲良しだ。

 セシリアが魔塔に出入りするようになって半月が過ぎた。その間で、魔塔の防御結界は出入りが許された者に付随するものは基本受け入れるとわかっている。

 様々な魔性動植物や素材を扱う関係上、生物は執行部への届出が必要だけれど精霊の変化は精巧だ。

 リトラは珍しい変異体リス、<深園の解錠師>の愛玩生物として無事許可が取れている。

 

「本当に賢いね、君の友達は」


 セシリアとしては、大いなる自然を司る上位精霊が一つなのだから、もう少し威厳のようなものを見せてほしい。

 最初に本の装飾石から出てきた時から、リトラはおとぼけで人懐っこい精霊だった。よく考えたらリトラも謎が多い。前々世の人生にも、前世で読んだ小説にも、いなかった精霊だ。


「今日のお茶はね、柑橘の皮を少し混ぜてみたんだ。パンに挟んだ肉に合うと思って」

「いい……香りです」


(わたしも。半ば餌付けされて、魔法魔術の話につられて意気投合している場合ではないのにいぃ……)


 驚くべきことに、元王子で魔塔主のクリストファーは自炊している。

 彼の執務室はロフトのような構造で、入って右奥の隅に住居に降りる階段がある。階と階の間に作られた空間を利用した、執務室内の階段からしか入れない住居だ。食事はそこで作っているらしい。

 かなりの腕前で、魔術師らしい凝り性でお茶の調合までしている。

 ただ「自分で作れば間違いないからね」と、セシリアにさらっと話した言葉が重い。

 小説の中で、クリストファーは毒や怪しげな薬を盛られたり、魔法薬の実験体まがいのことをさせられている。

 魔法薬の実験体はいまの彼の立場的にないと思うが、色々な薬品を盛られることが現実にも起きているなら、そんな自衛手段も持たざるを得なかったのだろう。


「肉は同じ皮のジャムに漬け込んで焼いてみたんだ。どうぞ召し上がれ」

「……いただき、ます」


 見た目ホットサンドのような、肉と野菜を挟んだパンをおずおずとセシリアは手に取って、口にする。

 甘辛い中にほろ苦さもあるタレが肉の脂と混ざってとても美味しい。レタスのようなシャクシャクの葉野菜ともよく合う。

 

(パンも小麦に雑穀粉を混ぜた香ばしさが……って、違ううぅぅ!)


 でもすごく美味しいのだ。パンまで自家製なんて、凝り性がすぎる。


「涙目で、もぐもぐ味わってくれるなんて作り甲斐があるよ。ジェフなんて、たまに振る舞ってもろくに味わうそぶりもなく平らげて、“うまかった”しか言わないから張り合いがない……うん、下味は無しにしてもよかったかな」


 セシリアはいまでも十分おいしいと思うけれど、さらに高みを目指すようだ。

 まだ魔塔に出入りし始めて通算六日目。けれどクリストファーは二日目にして、セシリアが寝食忘れがちに手元の術式や調べ物に没頭してしまうのを見抜いたらしく、昼食と午後のお茶に誘ってくる。


(こんなに平和でいいのかな……)


 クリストファーのあまりに友好的な態度と、セシリアの知る前々世や前世との彼のギャップに戸惑う。

 しかし自炊の理由など背景は、やはりセシリアの知るクリストファーと繋がっている。

 前々世では十三歳以降、二十歳で処刑されるまで、クリストファーとの接点は薄い。会っても彼は冷淡な態度で無関心だった。けれど最近ふと気が付いた。何故かセシリアから尋ねたり、彼に歩み寄ろうとした記憶がない。


(王子妃の教育や、王城で立ち回ること、後継者争いの中での立ち位置でそんな余裕なかった? 記憶では彼は完璧な王族に見えるけれど、小説では酷い目にもあっている。彼も彼で色々あったのかも……)


 セシリアはもう一口(かじ)ったホットサンドを飲み込む。

 それに今世は境遇もずいぶん違う。

 セシリアはクリストファーの婚約者ではない。クリストファーも、幼少期はともかく、現時点の彼の様子は前世の小説で書かれているほど不遇の青年には思えない。

 さらにセシリアは前々世で処刑の直接原因になる、古代遺物の不正使用の罪も、王族の呪いを解呪したことで相殺している。


「リドル卿と一緒にヴァスト家に間借りしているのだよね、侯爵家は君によくしてくれる?」


 セシリアは口に物がまだ残っているふりで、黙ってうなずく。

 クリストファーのこうした会話の怖さは、初日に痛いほど身に染みている。

 ジェフとエヴァが執務室を去ってから、あっという間にセシリアは、セシリア・リドルとしての生活を言葉巧みに聞き出されてしまった。


(前もって、設定を決めておいてよかった)


 ネイサン・リドルが、侯爵家の離れに間借りしていることは隠していない。

 クリストファーは、セシリア・ヴァストして参加していた見学ツアーの話をしてきた。

 「侯爵家のご令嬢とは面識はあるの?」から始まった会話は、共通の知人を介した話題としては不自然ではない。

 ご令嬢は魔術適性があるのかなと独り言のように尋ねられて、落ち着けと唱えて平静を保った自分をほめたい。

 だが後になって振り返れば、魔術師としての興味と疑問ととらえてもおかしくない。


(見学ツアーで天体の魔術や敷石に夢中になってたのを聞いて、疑ってるみたい)


 ネイサンは侯爵家に家庭教師として雇われていること、彼の話にセシリア・ヴァストが興味を持って書庫の本で魔術を独学していること以外、セシリア・リドルは知らない。

 同じ屋敷内にいても本邸のお嬢様とは接点がないと話し、なんとか彼の追求を逃れた。

 ヴァスト家の使用人の視点から考えても矛盾はないから、万一後で探りを入れられても大丈夫だと思う。


「一族に迎えても待遇は色々だから。元から身内でもわからないしね……侯爵家がよい家でよかった」


 セシリアと同じ昼食を頬張るクリストファーの言葉が、自炊理由同様に彼の背景をセシリアに思い起こさせて、複雑な気持ちなる。

 完全には信用できない。あまりに親切で面倒見のよい一面に触れて戸惑うものの、クリストファーへの恐怖が消えてしまうわけではない。けれど生き延びるためにも、彼のことをもう少し知った方がいいのかも……とセシリアは考えるに至った。近づくことは危険も伴う。王からも弱みを握られるなと釘も刺されている。


(王家の呪いも、わたしが『深園の書』を解錠した理由も、王が話さない限りわからないと思うけれど)


 王家の呪いは、建国時から受け継がれる王冠に()め込まれた、古代遺物に仕掛けられていた。

 呪いをかけられている認識と玉座につく事実が揃って発動する。

 大賢者オウデンが征服王とその血筋にかけた呪い。代々王家はそう思わさ(・・・)れていた(・・・・)

 この呪いは大賢者の呪いではない。呪いを装う、一種の精神作用系の魔術である。


(征服王は大陸を滅ぼしかけた悪。不名誉な血筋かもしれないと隠され、魔術師に相談できず、誰も検証できなかったなんて……)


 玉座についた者は呪いにより、周囲の魔力を取り込み体内魔力が際限なく増えると思い込む暗示にかかる。

 巧妙なのは王冠の古代遺物が、体内魔力の蓄積を抑える機能も持っていることだ。

 本来必要ないもののせいで体は魔力欠乏状態の不調をおこし、本人は魔力過多の呪いと思い込んでいるから王冠の古代遺物に強く依存する。呪いを強く意識して精神作用は強くなり悪循環。

 やがて本当に体は機能不全に陥り、衰弱して死に至る。

 

(王は次代の王に危機意識から必ず呪いを伝えるから、呪いからは逃れられない)


 王冠の古代遺物の機能が、徐々に人体を衰弱させていく程度な設定なのも悪質だ。

 フランシス王はアメリア王女に疲労と伝えて、治癒魔法で時折不調を癒してもらっていたらしい。


(王女殿下がいなかったら、危なかったかも……)


「食事の時に考え事は推奨しないよ、レディ」

「へ?」


 気がつけば、長椅子のソファに座るセシリアのすぐ隣にクリストファーが移動していて、彼女の口元のすぐ横を指で軽く押していた。手にしていたはずのパンまでもローテーブルの皿に移動している。


「パンの粉とタレがついてる」

「え……ぅ……うぁぁっ……」

「魔術の話をする時は賢者じみているのに、世話のかかる人だね<深園の解錠師>様は。じっとして……」


 あまりの近さで迫られ真っ白になっているうちに、クリストファーが手にしたナプキンでセシリアの口元を拭おうとする。さすがにそれは恥ずかしすぎる。「自分で拭きますっ」とセシリアが抵抗しても「鏡もないのに?」と彼は譲らない。

 ささやかな攻防を繰り広げていたその時、ノック不要の出入りを許されている魔塔主補佐が「おーい、昼に悪いが認めの署名を急ぎくれ」と執務室に入ってきた。


「あ……ぅ、これは……」 

「……なにしてんだ? お前」

 

 クリストファーの手に顔を固定されたまま、作業用ローブの両袖をパタパタ動かし慌てるセシリアは無視されて、ジェフの呆れ返った視線がクリストファーに注がれる。


「もちろん。レディ・リドルを口説いている最中だよ」

「ああ、そ」


 涼しい顔してとんでもないことを口にする。クリストファーの言葉にセシリアは目を回しそうになっていたが、ジェフはまったく興味なしと言った様子で、ずかずかとソファに座る二人の後ろまでやってきた。

 

「いいから署名くれ」


 そう言って、ジェフは書類をセシリアの顔の前、クリストファーとの間に文面が彼に見えるように差し入れる。

 人間的にちょっとどうかと思うほど実務に徹底するジェフに、セシリアも羞恥を忘れてぽかんとしてしまう。


「本当、張り合いないね」

「悪ふざけの過ぎる魔塔主が、嬢ちゃんからかいついでに世話してるだけだろ。嬢ちゃんも付き合う必要ないからな一発ぐらい殴っても問題ない」

「つ、付き合うつもりもないし、無理ですっ!」

「つれないなあ」


 通算六日の間で、セシリアはクリストファーに世話を焼かれるようになり、いつの間にかジェフからの呼ばれ方が、レディ・リドルから嬢ちゃんに変化していた。


「なにこの高額な素材購入……どこの研究室?」


 書面を読みつつ、セシリアの抵抗も虚しく彼女の顔も指も拭いて、リトラに君はこっちと小さくちぎったパンや葉っぱを取り分けるクリストファーが器用である。

 

「お前だよ、お前。ペトラ病の」

「ああ……うーん、辺境伯家にはすべて魔塔持ちで話をつけているしねえ。執行部に説明が必要なら僕のところにくるよう言って」


 はい、と。指を動かし紙を燃やさずに薄く焼いてクリストファーは署名を入れた。緻密な魔力制御だ。

 彼は日常的に超絶技巧な魔術をよく使う。地味だが魔術に精通している者なら震え上がるような高度な魔術を。


(習得するのにどれほどかけたんだろ)


 才能だけではここまでできない。魔術への深い理解と身体的な訓練。魔力量が多いだけに制御には苦労したはずだ。セシリアは少ない魔力で術式を組むところまではできる。領地でネイサンに毎日毎日指導を受けてひたすら自分の魔力を自分の手元に触れている範囲内で動かす練習をした。でないとすぐに魔力切れを起こす。

 そのために身につけた技はあるけれど、非常識だとネイサンに怒られ、あまり使い途もない無駄技だ。


「嬢ちゃんで遊ぶのもほどほどにしろよ」


 セシリアに若干失礼な注意をクリストファーにして、ジェフは用件を終えるとさっさと執務室を出ていった。

 最初に紹介された時の、魔塔の実質的な実務責任者といった説明通りに、彼はいつも忙しそうだ。


「そういえば。父上は、はじめは何冊か君に禁書庫の本を解錠させようとしたらしいね。君は拒んだとか?」


 突然、思いがけない話を振られ、セシリアは食べかけのパンを再び手にしかけてぼとっと皿に落とした。


「父上から聞いた話だから、心配しなくていいよ」

「……」

「単純に気になるんだ。あんな見事な解錠技法を確立して、それを存分に振うことを許され、またできる環境にいるのにどうしてしないのかなって。君自身はかなりの魔術馬鹿で探究心も強い人だからなおさらね」


 クリストファーはすぐばれるような嘘を吐く人ではない。王を嘘には絡めはしないだろう。

 本当に雑談で、個人的な興味のようだ。

 セシリアはパンはやめてお茶のカップを手にする。

 お茶を一口飲み、先ほどから彼に翻弄されっぱなしだった気持ちを落ち着かせてから、隣に座ったままでいるクリストファーを仰ぎ見た。薄青の瞳の奥に、セシリア・ヴァストのそのものな神秘的な光を浮かべて。


「人は……知るべきではない知識があると思うからです」

「遠縁とはいえ、“学究のヴァスト”に連なる者だろ」


 姿は偽ったまま、代々知を扱ってきた“学究のヴァスト”に生まれた者の一人として、セシリアは無意識にセシリア・ヴァストとして話していた。

 それにつられたように、クリストファーもヴァスト家を意識した言葉を返す。


「でも、そうなんです」


(王家の呪いだって……あれも知識を悪用している)


 王冠の古代遺物に仕掛けられた魔術とその機能は、『深園の書』を参考に解除と無効化が済んでいる。

 からくりさえわかれば対処できるものだけれど、人の認識に作用する点で暴かれにくい。

 知は知としてそこにあるだけ。けれど人がそれを適切に扱えるかはわからない。


「ペトラ病の治療薬も、慎重に扱った方が……いいです」

「僕は……最初、君はヴァスト家の令嬢が、ヴァスト家の立場を配慮して偽っているとも考えたけれど……」

「え!?」

「立場上、色々と考えないとだから。でも、そういった人ではなさそうだ。<深園の解錠師>の忠告は重く受け止めておくよ」


 疑っていたと打ち明けて、謝罪しないのは王族らしい。

 セシリアが王の臣下である以上、魔塔主として非礼を詫びることはできないのだろう。

 あえて手の内を明かし、本格的にセシリアと協力関係を結びたい申し出にも受け取れるけれど、「立場上、色々と考えないとだから」と打ち明けるところに、彼なりの誠意が感じられた。

 だからかもしれない。ついぽろっと、ほとんど無意識に彼女は呟いていた。


「……ヴァスト家の書庫を調べたら、関連するものがなにかあるかも」

「ん? いまなんて? 君、あのヴァスト家の書庫に入れるの?」


 驚いた顔をしたクリストファーの言葉で、はっ、とセシリアは大事なことを思い出し、ひと束ねにした灰褐色の髪が跳ねる勢いで首を横に振った。

 ヴァスト家の書庫は、ヴァスト家の知の遺産を集めた宝物殿。一族の人間と限られた者しか立ち入れないのをすっかり忘れていた。


(せっかく一応の納得をしてくれたみたいなのに、自ら墓穴を掘るなんてえええ‥…っ)


「ね、ネイサンお……師匠様、経由……で? 資料くらいは借りられるかも?」


 言いながらクリストファーの視線を避けるように、セシリアは斜め上へと顔も目線も逸せてしまう。

 ふうんと、胡乱げな眼差しで見てくる彼の氷色の瞳がどことなく鋭い気がするのは気のせいだと思いたい。


「師匠とも呼ぶんだね、君も。いつも“先生”って言うから新鮮だ」


(細かい! でも慌てても落ち着いても深読みしてくるから、なるべく普段通りに)


 セシリアだって彼に翻弄されるばかりではないのだ。短期間で追求され距離を詰められているおかげで、クリストファー攻略のための知見を少しばかり積み重ねている。

 動揺するのは仕方ない。話は筋が通っていることを心がけ、なるべく余計なことは言わない。彼は深読みの名人なので勝手に色々と理由をつけてくれる。少しずるい気もするけれど。


「こ、心の中では? 先生って呼ぶよう言われているので。アルバスで先生だったからだと」

「なるほど」


 危ない。動揺でネイサンおじさまと口にするところだったぁ……と、セシリアはパンを取り上げてかぶりつく。

 こうすれば、もうこれ以上余計なことは言わなくてすむ。

 

(治療薬の件は、わたしも解錠したから気になる。魔塔の人達は親切だし、この人は……やっぱり怖いけれど、協力者を処刑する人には思えない。だから少しだけ……)


 むぐむぐとつい味わってしまうおいしい昼食を飲み込み、そう、少しだけ近づいてみようとセシリアは考える。

 彼から逃げるのではなく、前々世や前世にはなかった彼との友好的な関わりを保ちつつ、別ルートの人生を維持して自分が生き延びていくためにも。


「ところで、君は魔塔(こちら)側には関わりたくなさそうだと僕は見ていたのだけど、どういう心境の変化かな。まさか本当に口説いた甲斐があった?」


 急に協力めいたことをいうのは、ちょっと不審だったかもしれない。

 けれど、じっとセシリアの言葉を待つクリストファーの態度は穏やかだった。だからだと思う。


「えっと、お昼やお茶のお礼として……?」


 そう言って、ちょこんと首を彼のいる方向へ傾げるようにして。

 セシリアは、ぎこちなくも無理はしていない笑みをクリストファーに向けたのだった。


クリストファー側の視点は次回で。。。


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