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人物紹介・設定等


今から先頭に持ってきてもネタバレなどがあるため、番外編の前にまとめました。



元社畜調律師の人物紹介ページです。

年齢はダンジョン編時点(1章時点ではマイナス1、最終章の時はプラス1)

…ですが計算間違いあったらすみません。




一宮いちのみや かなめ

(→カナメ・シュヴァリエ→カナメ・ユベール)

 25歳 社会人3年目だった・闇属性・付与調律師

 大学出の元社畜SEの異世界転移女。「界渡人」と呼ばれる。

 客先対応で深夜帰宅の最中、さすがに疲れたなあ、どこか遠くに行きたいなあとつぶやいたら、闇の女神の手により異世界転移。ヒースと魔女リオナに拾われる。

 黒髪黒目。肩くらいまでの髪をひっつめた地味めの女。≪闇の女神の愛し子≫の加護を持っている。

 行き過ぎた社畜。仕事大好き。若干仕事に依存していたので、アイオン王国にきてもただひたすら仕事を欲しがった。仕事をして誰かの役に立つことで、居場所を見出していた。

 死別した母直伝で料理、主に煮込み系料理が上手いが、社畜になりすぎたあまり料理をしなくなってしまったが、マリステラでその腕を発揮。

 魔石の扱いに革新を与えた。マリステラで唯一魔力に介入できる≪調律≫を扱える人物。


 また、界渡人は唯一世界の狭間にある魔女の魂を正しい形に還すことのできる存在。そのため、死にたいと願うリオナの願いを叶えるべく、リオナを還した。


 実は母親が闇の女神の手により生まれた使徒の転生体により、孫フィーバー的な感覚で加護がついている。


 一時的にシュヴァリエ侯爵家の令嬢となるが、その後ヒースと結婚し2子に恵まれる。


 界を渡った影響で、以下のスキルが付与される

 ・クラス:付与調律師(付与術師の上位クラス・レア、闇属性)

 ・調律

 ・付与魔法(全属性)

 ・鑑定(隠蔽)

 ・料理

 ・精神耐性

 ・葬送



ヒース

(ヒースクリフ・ミスティオ→ヒースクリフ・ユベール)

 28歳 亜麻色の髪に緑目・風属性

 クラリッサの街の特級冒険者。美形だが、女性が少々苦手。魔女リオナと交流があり、たまたま魔女の森に落ちてきた要を拾い保護し、なんのかんの面倒を見ることになっているし、面倒を見られている。要に胃袋を掴まれている。要の保護者その1。

 騎士団長を輩出する風のミスティオ侯爵家の嫡男だったが、体質のせいで両親とわだかまりができ、出奔して冒険者になった。魔力吸収・放出症状を幼い頃に発症していた。風の家系であるにもかかわらず、ろくに魔法が使えないことにコンプレックスを抱きつつも、ずっと自分の腕1本でやってきたので実力は折り紙つき。

 要の調律で魔力の器を治癒してもらってからは、膨大な風の魔力を持つ。

 

 余談ではあるが、ミスティオの家は、血筋的にヤンデレが多く生まれる家系。ヒースの父も母親に対して束縛が強く、ヒースはあまり母親との交流を持てなかった(父が嫌がるため)

 諸々支えてくれている要のことを好きだと自覚したが、無自覚に囲い込みを図ろうとしているので血は争えない。


 リオナとの別れを機に、自らの力不足を補うためミスティオ侯爵家との誤解を解き和解。ユベール子爵を譲り受けた後、魔女のダンジョンを踏破し、5属性の竜を討伐した功績で伯爵に陞爵、カナメを迎えに来た。



リオナ

 黒髪赤目・眼鏡・外見は28歳頃。魔女となってから250年くらい経過。

 ヴェルガーの森(地のオルクス領隣のユノ子爵領にある)の魔女。薬師の魔女で、北の善き魔女とされている。黒髪赤目で、不老と仮初の不死を得ている。要の保護者その2。今作の眼鏡枠1。

 壊滅的に家事ができないが、要をゲットしたことで美味しくも懐かしい食事にありつけるようになる。要の魔法と調薬の師匠。

 月に一度、ヴェルガーの森にある幻想樹に花を手向けにいっている。


 元々は他国にて召喚された聖女。しかし、力を勝手に利用されることを嫌い出奔したせいで魔女に堕ちる。アイオン王国には放浪の末に辿り着いた。

 このまま、長い生をのんびり怠惰に薬を作って生きていればいいやと思っていたところ、押しかけ弟子のマグノリアを拾い、やがて愛し合い、一人残され、死を望むようになった。

 そして、要の手によって、無事魂を還すことになった。


 …その後、魂が正常に還ったことにより、創世神マリスの手で、天上にてずっとリオナを待っていたマグノリアの魂と再会を果たす(裏設定)



マグノリア・ヴェルガー(マグノリア・セラエノ)

 男爵・故人。ヴェルガーの森の元所有者で高性能ポーション製作の第一人者。リオナの押しかけ弟子。

 セラエノ商会の息子だったが、薬学を学びたく薬の魔女を頼った。鑑定スキル持ち。

 何をトチ狂ったかリオナに惚れてしまい、葛藤の末、愛を告げリオナにも受け入れられ穏やかな生活を送っていた。性格は真面目で、薬ヲタク。

 リオナと並び立つべく功績を上げまくっていたが、その無理がたたって倒れ、そのまま帰らぬ人になった。



ディランダル・オルクス

 22歳・茶褐色の髪に琥珀色の瞳。ロン毛を後ろでまとめている。冒険者ランクA。

 オルクス公爵家次男。属性は地。自領の騎士団を統括しているが、オルクス家として国の暗部も担っており、いわば情報と諜報のスペシャリスト。クラスは密偵。予兆持ち。

 リオナに依頼したポーションを取りにきたところ店で要と出会う。持ち前の洞察力で要が界渡人だと看破する。

 珍しいものが大好き。間諜のために偽っている自分の姿に違和感を持たれたり、塩対応されると好意を抱きがち。故に要にちょっかいをかける。

 釣り目細目の細マッチョ。ヘラヘラと軽いが身のこなしに隙がない。軽薄なのは振り。武器は暗器で速さを活かす系の戦いをする暗殺者向きの男。

 要を特別気に入っており、ヒースが帰る前に告白して揺さぶりをかけたが、揺らがなくて残念だと思いつつも嬉しい。



シラギ・アーベライン

 23歳・金髪短髪の薄茶目。風属性。冒険者ランクB。

 アーベライン子爵家次男。ディランダルの副官であり乳兄弟。生真面目軍人。ディランダルに振り回されている可哀想な人。幼い頃からの婚約者がいる。



グランツ

 赤毛に茶目、隻眼

 クラリッサのギルドのギルマス。筋骨隆々、隻眼の50代。かつての特級ランク冒険者だった。属性は火。面倒見はよく冒険者たちに慕われている。要案件を持ち込まれた可哀想な人。



ゼル

 クラリッサのギルドの副ギルマス。眼鏡をかけた長髪のお兄さん。要を可愛がってくれている。商売人の気がある。



フラガリア

 商業ギルド北部統括。エルフ。普段は王都を拠点にしているが、要との商談でちょこちょこクラリッサに訪れるようになっている。



ユエル・シュヴァリエ

 6属性持ちの転生型界渡人。24歳。銀髪青目。

 魔法の申し子とされる特級魔法師。水のレイン侯爵家の出だが、シリウスと結婚したことでシュヴァリエの家に入った。シュヴァリエが脚光を浴びるようになったのはこいつのせい。転移魔法を使え、同じ界渡人のカナメと懇意にする。今作の便利枠。念願のカレーを作ってもらえて満足。



シリウス・シュヴァリエ

 宰相補佐。30歳。黒髪紫目。闇属性。眼鏡。

 ユエルの夫。要の義兄。闇の女神の愛し子である要をできれば保護したいと思っていて、実際保護した上に養子縁組の手筈まで整えた。今作の眼鏡枠・2。

 要と同じ付与調律師でありながら、その特性故にスキルを使うことができず苦悩していたのを、要によってひっそり救われた。



ラインハルト・セラフ・アイオン

 アイオン王国王太子。30歳。金髪青目。時・光属性。

 物腰柔らかだが、抜け目なく笑顔でごり押す系の人。学生時代にヒースを側近にしようとしていたが、その前に出奔されてしまったのを、少しだけ根に持っている。



レオニード・ケルヴ・アイオン

 アイオン王国王太子の嫡男。9歳。金髪青目。時・雷属性。

 魔力過多症を患っていたが、要の手により全快。ちょっとふわふわしているが、ラインハルトの子の片鱗を見せている。



キシュアルア・ノーエン

 15歳。ノーエン伯爵令息。双子の兄の方。金髪茶目。妹の魔力枯渇症状を憂い、勇み足から要を誘拐。その後和解したものの、伯爵より謹慎処分を喰らう。人見知りの気があり当初若干ツンがあるが、懐に入るとデレる。



アルアリア・ノーエン

 15歳。ノーエン伯爵令嬢。双子の妹の方。金髪茶目。魔力枯渇で10歳から領地で療養生活を送っていた。要の手により完治。元気になったらキシュアルアと共に王都の学校に通うのが目標。時折贈られるノーエン伯爵家からの酪農品には、アルアリアのメッセージカードが毎回同封されているとか。



サーディー・エラ

 エラ男爵家次男、ノーエン伯爵家侍従。焦茶髪黒目。双子の面倒を見ていたが振り回されている。キシュアルアと共に謹慎中。【魔法無効】というレアスキル持ち。



アマーリエ・シノノメ

19歳。シノノメ公爵家3女。猫っ毛の金髪にブルーグレーの目。光・水属性。クラスは治癒師。愛称はマリー。

 聖女の家系であるシノノメ家の令嬢。見た目の中身もふんわりのんびりした雰囲気を持っているが、神殿に従事してみたり、冒険者としてダンジョンにもぐったり、従軍したりしている行動派なお転婆。その分、光魔法はシノノメ一門で随一とも。カナメをシノノメ一門の恩人と思っており、勝手に尊敬している。

 ラブラブな婚約者がいるが、マリーが放蕩気質なので婚約者の気苦労が絶えない。



ユイ

 茶髪赤目・外見は24歳頃。

 魔女の一角、流浪の魔女。不老と仮初の不死を得ている善き魔女。最古の魔女とされており、魔女となってから500年は経過していると言われているが定かではない。

 リオナとは何十年かに一度邂逅する程度だが仲良しで、リオナが必要とする物資や食料はユイが魔法陣を経由して送ってくれている。

 流浪の名を冠するのは、世界各地をフラフラして行商をしているため。ふんわりした外見からは想像できないほどアクティブ。

 強欲の魔女と因縁がある。



カナリア・ユベール

 ヒースと要の子。双子の姉。黒髪黄緑目の鑑定スキル・薬師クラス持ち。要要素を持ちつつヒースにも似ている。

 時折訪れるディランダルおじ様が大好き。


ステファン・ユベール

 ヒースと要の子。双子の弟。亜麻色髪緑目。ヒース似で、剣の才能があるが本人はのんびりや。

 時折訪れるシラギおじさんがディランダルおじさんとカナリアに振り回されてて可哀想すぎてよく慰めている。



シグムント・ミスティオ

 ヒースの弟。ミスティオ侯爵家次期当主、次期騎士団長予定だが本人は諜報系のスキル持ちなため、コンプレックスにより騎士団長としてやっていける自信がなかった。

 兄に請われてダンジョン探索に乗り出すが、ブートキャンプ状態に吹っ切れ一皮剥けたおかげで、やがて知将と呼ばれるほどになる。



エルザ・ミスティオ

 ヒースの妹。お兄ちゃん大好き。帰ってきたもう一人のお兄ちゃんもかっこよくて自慢!




【地名】

ヴェルガーの森

 魔女が根城にしている森。マナが豊富に漂う森で、薬草がよく育つ。その後要が地魔法を付与した魔石を畑に埋め込むことで、ざっくざっく育つようになりリオナに呆れられる。

 魔女の結界があるので、家近辺は守りが効いているが、奥の方には高位の魔獣などがいると噂されているため人はあんまり訪れようとしない。

 奥の湖に幻想樹が生えている。



クラリッサの街

 ヴェルガーの森近くの街。地のオルクス領隣のユノ子爵領の中心街。ギルドとユノ子爵と魔女はウィンウィンの関係で懇意にしている。




【マリステラの神々】

 創生神(女神マリス)

 時(男神クロノログ)

 光(女神ルクリス)

 天(男神ウラン)

 地(女神セレスティ)

 闇(女神ノクリス)

 火(男神ヴェスタ)

 水(女神メルクリア)

 風(女神イオ)

 雷(男神フェレト)



【魔法・魔石の色など】

 火は赤 ルビー、ガーネット

 水は青 アクアマリン・ターコイズ

 風は緑 エメラルド・ペリドット

 土は茶 アンバー・琥珀

 雷は黄 シトリン

 光は橙 カーネリアン・インペリアルトパーズ

 闇は紫 アメシスト

 天は藍 サファイア・アイオライト

 時は白 真珠・ダイヤモンド

 


【アイオン王国について】

かつての英雄の血を継ぐ者たちが治める王国。治世は安定している。王家の元、血脈を分けたり英雄の仲間たちが起こした、代々の血脈を保つ古い8家がある。1000年ほど王国の歴史はあるが、王朝はアイオン、シノノメ、ルフトの血筋で何度か変わっている(初代の血を継ぐ御三家)

 アイオン王家 時

 シノノメ公爵家 光 神祇

 ルフト公爵家 天 法務

 オルクス公爵家 地 暗部

 レイン侯爵家 水 魔法省

 シュヴァリエ侯爵家 闇 宰相家

 ギア辺境伯家 火 軍部 辺境伯

 ミスティオ侯爵家 風 騎士団長家

 ローズマリー侯爵家 雷 財務

 


【魔女】

この世界には4人の魔女がいる

魔女の一人である嘆きの魔女は5年前に還されたので現在この世界にいる魔女は4人。

 ・怠惰の魔女(薬の魔女・リオナ) 善き魔女

 ・流浪の魔女(最古の魔女・ユイ) 善き魔女

 ・狂乱の魔女 悪しき魔女

 ・強欲の魔女 悪しき魔女

 ・嘆きの魔女 悪しき魔女



【属性と継承の数え方】

 0 ヒュー

 1 エンジ

 2 アーク

 3 アルケー

 4 エクシア

 5 デュナミス

 6 キュリオ

 7 スローン

 8 ケルヴ

 9 セラフ


王位継承権などの位階の場合は9から下って与えられる




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シラギくんの眼の色が 薄茶となっていますが2行目では碧眼と…
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