表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

その他の短編

悪あがきより運命

 ――あんなに頑張ったのに、やっぱりダメだったのね。

 幼い頃からずっと見続けていた夢があった。

 底知れぬ漆黒の闇に囚われ、殺される夢。逃れようとしたけれどどうやら無意味だったらしい。

 所詮私の悪あがきだなんて運命には勝てっこなかった。悔しい。でももうどうにもならない。

 ギリギリ、ギリギリと私の首を締め付ける掌の感覚。

 体はどんどん冷たくなっていくのに胸は熱くて不思議な気持ち。この人に殺されるのならそれもいいかな、なんて思った。

 あなたの目はどこまでも暗い。まるで暗闇のよう。私に柔らかな口づけをしてくれたあの時の笑顔がまるで嘘だったみたいに思える。

 ああ、でも確かにあなたの匂いがする。

 それだけで私は充分だった。

なんか冒頭ポエム的なものを思いついたので書いてみました。続きはありません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 狂気な感じ、好きです。闇、愛、歪み。 愛するひとに殺されるってこんな感じなのかしら。恐ろしく、哀しく、快であり幸せなのでしょうね。 続きがない、冒頭ポエムとのことですが、それがいいというか、…
[一言] 歪んだ愛ですね( ˘ω˘ )
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ