零踏目『地団駄踏んだら、城がぶっ壊れましたわ』
スッキリ爽快物語を書きたいなと思っています。
いや、分かってるんです。
他の作品エタってるぞ、と。
コミックスピア大賞に向け書いていた作品を暫く連投させていただきます。
地団駄。それは怒りや悔しさの余り地面を足で強く踏みしめる行為。
ここより遥か東の国、アズマではそう言うらしいですわ。
そして、その地団駄を踏んだら元婚約者の城がぶっ壊れましたわ。
ええ、そらもうボッカーンと。
みんな、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしてますわ。
そらそうですわ、だって、お天道様が見えますわ。
なんということでしょう、あれだけ階層を重ねていたはずのお城に解放感溢れる吹き抜けが、ですわ。
まあ、天まで吹き抜けた建物なんて見たことありませんが。
何故、こんなことに……!
私が踏み抜いたからですわ
。
そう、わたくし、フミ=シメールが踏んだからですわ。
何を言ってるかわからねーと思いますので、私の心の整理も含め、順を追って話すことに致しましょう。
お読みいただきありがとうございます。
少しでも楽しんでいただければ何よりです。
よければ、ブックマークや評価をお願いいたします。
今日いくつか連投し、第一部完結までは毎日更新の予定です。