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この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

転生後、私は自作小説の中で人生を創る

作者:寒蘭
「アーリア・ウルク!貴方との婚約を破棄させてもらう!」

王宮で開かれた婚約パーティーで突然、婚約破棄宣言された。私が驚いて言葉が出ない間も"元"婚約者のザグロス・フェルガナ王太子様は大声で喋り続けている。

「貴方はロゼッタの悪口を言い、彼女の私物を隠したそうだな」

私はそんなことした覚えはないのですけれどどういう事なのかしら?そもそもロゼッタと言う女性は知りませんわ。

「私はそのような事、見に覚えがありませんわ。何か証拠はありまして?」

「証拠ならある。ロゼッタ!」

ザグロス様に呼ばれて前に出たのは可愛らしい女性。髪色は柔らかいブラウン。目が大きくて髪色よりも少し明るい色をしている。

その時、頭の中で何がチカチカと光り、文が浮かんできた。

"ザグロス様、怖いですわ"

あら、これはなんでしょう?

「ザグロス様、怖いですわ」

え、今何と……

"ロゼッタはザグロス様に腕を絡め付け、胸を押し当てている"

思い浮かんだ言葉通りの光景が目の前に広がっている。まるでこれから起こることを予告されているようで気持ちが悪い。

その時、頭の中の文とザクロス様の声が重なった。

『アーリア・ウルク、お前を国外追放とする!これは王太子としての命令だ』

それと同時にたくさんの"記憶"が浮かび上がってくる。私ではない誰かの記憶。でもそれは他の誰でもない"私"だ。
学校で授業を受け、休み時間に友達と笑い合い、放課後の教室のベランダから友達とサッカー部を眺めているものもあった。
これは私の前世の記憶。私が"山瀬 鈴蘭"(やませすずらん)として生きていた頃の。

全てを思い出した。

この世界が前世で私が書いた小説だと言うことも全部。


この世界は前世で自分が書いていた小説の中だと知ったアーリア。婚約破棄され、国外追放までされてしまったアーリアはこれからどうなるのか!?



溺愛系、ざまぁ要素ありのハッピーエンドな作品です!誤字報告、感想等お待ちしております!
ウルク家の名に恥じますわ
2021/07/15 13:50
全ての記憶
2021/09/23 22:28
カオス
2022/02/24 20:08
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