古典部の問題
すみません!リアルの方が忙しくて更新遅くなりました。
めっちゃ短めですけどどうぞ!
そして月日は流れ入学式から2ヶ月たった。特に代わり映えしない2ヶ月であったが、そろそろ入学してから初めてのイベントがある。それは運動会である。
桜ヶ丘高校の運動会は少し特殊で3日間続けてやるのである。しかも、各学年ごとでくじ引きをして赤組、青組、白組に振り分けられる。ここまではいいのだが、2日目になると部活ごとでの競技などが出てくる。そして、3日目は父母会も参加しての競技になるので準備が大変である。
「さて、輝夜さん。この古典部には問題があります。」
部室で本を読んでいた輝夜は不思議そうな顔をしてこちらを向いてきた。
「改まってどうしたのですか?問題とは?」
「誠に残念なことにこの古典部員は僕達2人だけなんだけど…ご存知で?」
「えぇ、ちゃんと分かってますよ。そこはまぁ、気合と根性で頑張りましょう!帝さんが。」
「僕かよ!そこは輝夜さんも頑張ろうよ!1人じゃ無理があるよ!」
帝と輝夜はこの2ヶ月で冗談を言えるくらいには仲良くなることが出来た。しかし、お淑やかに見えた輝夜は実は茶目っ気があり、中々面白い。
「しょうがないですね…ここは学園長の娘として負けられないですから対戦する部活の人達に私たちに勝ってしまったら部費の減額をするぞ。と、でも少しお話に行きますか」
「ぶっ飛んでるよ!おかしいよ…犯罪だよ…。ってか、それを真顔で言うのやめようよ。ほんとにやりそうで怖い…」
「ふふっ冗談ですよ。1部は」
「それ9割9部本気って事だよね?職権乱用にも程があるよ…」
最近の帝はこの輝夜との会話で結構振り回されており、少し大変だった。しかし、この態度は帝にしか見せてないため悪くないと思っている自分が居るためあまり強く言えないのであった。
「でも、本当にどうしようか?流石に2人ではキツイよね」
「そうですね…顧問の先生にでも相談してみましょうか」
そして2人は顧問の我らが信ちゃん先生のところに向かった。
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では、また!
次回は早ければ今日の12時頃遅くても明日中には更新します!