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新しい夢

お待たせしました。では、どうぞ!

「…え?」


(どうしてこんな所に輝夜姫がいるんだ!?)


司は今の状況を飲み込めずにいたが怪しまれたくないため説明することにした


「えっと、今朝先生が部活のことを話してたから見学に来たんだよ。輝夜さんはどうしてここに?」


「そうでしたか、私は古典部に入部しようと思いまして…それにしても帝さん。何を読んでいらっしゃるんですか?」


「ん?あぁ、かぐや姫の物語だよ。最近ちょっと気になることがあってね…」


「そうですか。では、私はこれで」


「あぁ…」


輝夜が出ていった為古典部の部室は静寂に包まれた。少し落ちつた司はふと、疑問に思った。


(…あれ?そういえばどうして俺の名前知ってんだ?俺自己紹介してないよな?誰かに聞いたか?)


司は今度会った時にでも聞いてみようと思った。


「よう!司!いい部活あったか?」


「ん?おぉ、翔吾か。んー、微妙って感じだな。そっちどうだった?」


「こっちは面白かったぞ!野球もサッカーもテニスもやりたい気分だ」


「体力馬鹿かよ…」


そんな話をしながら放課後は終わり、司は家に帰った。


「ふぁ〜…。明日も学校だし寝るか…」


そして、司はまた夢を見た。


「帝様、私たちのお話を残しましょう!これは大事なことなのです!どんなお話にしましょうか?戦のお話は面白くないですし…やっぱり恋愛物ですよね!」


(…ここは。思い出した。また変な夢か…改めて見ても輝夜に似てるよな…)


「えぇ!ただの恋愛ものは沢山ありますから…少し悲しいお話も良いですよね…その方が皆の記憶に残りそうですもの…」


(どうして輝夜はこんなに寂しそうな顔をしてるんだ?)


「私がここに居た証。貴方と出会った証。そして貴方と恋をした証。私は残したいのです…」


(ダメだ、いくら考えても分からねぇ…。けど、俺は何故か知らないといけない気がする)


「そしていつか…また会えた時は…私を殺してね?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「…はっ!はぁはぁ、また涙出てる…。病院行った方がいいかな?」


リビングから母さんが俺を呼ぶ声が聞こえる。


「今起きたって!ちょっと待って!」


そうして司は学校に向かった。



次の章で司と輝夜との繋がりが出来てきますので、お待ち下さい!

因みに、夢で見た事は起きたら忘れています。けど、これから断片的に思い出して行く予定なのでのんびりと読んでください!


では、面白い!と思ったら高評価&ブックマークよろしくお願いします!では!

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