基本設定
ご都合主義と言われてしまったので、作中での補完としてここで構想している基本設定を書かせていただきます
本文はテンポ重視のため、設定を出来る限り少なめにしています
・魔術
魔力によって形成される魔導術式に魔力を流すことで起きる超常現象。術式を複雑にする事で細かい設定が行えたり、シンプルにする事で簡単に現象を起こす事が出来る。基本、術式を作るのには時間が掛かるが、術式を変化させるのには時間は掛からない。
・ルドウィール魔導王国
魔術によって発展した国。魔術を駆使して様々な技術・物品が溢れている。北方から魔導獣に攻められており、防衛線を張っている。
・戦争都市グロリア
魔導獣に対抗する為に魔導守護騎士と魔導技術士が在中する街。規律には緩く、基本住民同士の交流によって物事を決める。魔導守護騎士・魔導技術士の素質に足ると判断された者だけが招集され、大抵来たばかりの人間はグロリアの外で修行を積んでいて、実戦経験だけが足りない。市内の設備は、許可申請を出せば誰でも簡単に使える。
・魔導獣
魔術を体の核として存在する金属魔術生命体。魔導術式に魔力を溜める事で生きていける自動人形。それ自体に意思はないが、魔力を求めて生物を襲う。自然に出来るものと人工的に出来るものがある。
・魔導守護騎士
魔導獣を倒す為に鍛えられた戦士。基本、騎士同士に上下関係やルールはなく、決闘や訓練など、したい様に出来、グロリアから北方に行くのにもほぼ制限はない。組織の一員というよりも、金や名誉で動く雇われの傭兵の様な物に近い。
・魔導修練騎士
魔導守護騎士の見習いみたいなもので、魔導獣との戦闘・北方へ行くのには原則禁止とされているが、それ以外は普通の魔導守護騎士と変わりはない。魔導守護騎士と違って、修練場で決まった時間に訓練を受ける義務がある。
・魔導技術士
騎士の装備を作ったりしてサポートする役職。基本的には騎士と同じで、組織の一員ではなく、サポート・装備を売る商売の様な物。グロリアに来てすぐは見習い扱いを受けるが、簡単な講習を受ければすぐに見習いではなくなる。魔導技術士になるのは簡単だが、基本的には外で技術を積んでないと活躍する事は出来ないため、呼ばれる、または目指している者は外で技術を学んでから来る。そもそもそこまで重要視されている職業ではないので、実力さえ示せば誰でも簡単になれる。
・修練場
魔導修練騎士が訓練を積み、魔導技術士見習いが講習を受ける初心者様訓練施設。魔導修練騎士と魔導技術士見習いはここで認めてもらう事で昇格する。
・闘技場
騎士同士が決闘を行うために使うスタジアム。申請さえすれば誰でも決闘に使う事が出来る。決闘は戦闘訓練にもなるので、むしろグロリア内では積極的に使用するように言われている。
他に「ここが矛盾してる」とか「わからない」という事がありましたら、感想で言っていただけると有難いです
作品の解釈・前提が自分の中から出てない所は自分でもわからないので、伝えて貰えると改善する努力ができます