声劇台本【ナイトメア・クリスマス】
ぼっちのクリスマスだと思ったら、同居人が恋人を家に連れてきてイチャイチャをし始めやがる。俺の目の前で!
ホテルはどこもいっぱいだからといって、俺がいるのにここをホテル代わりにするなよ!?!
おい、童貞は関係ないだろ!!
タイトル:ナイトメア・クリスマス
作:銀狼
♂ 2:♀ 1
・主人公【♂】
・同居人【♂】
・彼女 【♀】
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・主人公:
・同居人:
・彼女 :
────────────
主人公『クリスマスは嫌いだ。リア充どもがケーキやらプレゼントを買って、ケーキやプレゼントよりお前が欲しいとか、私を食べてみたいな事を言うんだろ』
同居人「この生クリームをお前につけて、食べちゃいたいな」
彼女「恥ずかしいよ…」
同居人「可愛い…ケーキで飾るね」
彼女「うん…美味しく食べてね?」
同居人「隅々まで食べてやる」
主人公『ほらな。これがクリスマスだ。聖なる夜?性なる夜の間違いだろ』
同居人「それじゃぁ…頂きます」
彼女「あっ…」
主人公「こんなの耐えきれるかぁ!!」
同居人「どうした」
彼女「もうなにー?」
主人公「そういうのはホテルでヤれよ!なんで、同居人のいる前でするんだよ」
同居人「ホテルどこも空いてないんだよ」
彼女「だから、邪魔しないでー」
主人公「いや、俺はどうなるんだよ?家で寂しく過ごしてたら、お前が彼女連れてきて、目の前でおせっせを始められるだぞ!?俺の気持ち考えたか?」
彼女「君もしてきたら良いじゃん。クリスマスなんだし」
主人公「なんだこの女。喧嘩売ってるのか」
彼女「こわーい」
同居人「怖がってるの凄いそそられる。可愛い」
彼女「ばか…」
同居人「馬鹿でもいいよ」
彼女「あん…」
主人公「だから、お前らの神経どうなってんだよ!?」
彼女「んもうー…」
同居人「まぁまぁ落ち着けよ」
主人公「落ち着ける訳ないだろ」
同居人「分かった分かった」
主人公「なんだ。分かってくれたのか」
同居人「残ってるケーキ全部やるよ」
主人公「分かってねぇ!!一言もケーキが欲しいなんて言ってないだろ」
同居人「まさか…彼女は俺のだぞ」
彼女「心に決めてる人がいるのでごめんなさい」
主人公「なんでそうなるんだ??こんなブス欲しくないし、興味ないから」
同居人「おい、俺の彼女だぞ」
彼女「彼女出来ない癖に強がって可哀そうー」
主人公「女だからと言って容赦しないぞ。表出ろ」
彼女「怖いよ。助けて」
同居人「大丈夫。俺が守るから」
彼女「好き」
同居人「俺も好き」
主人公「俺は嫌いだ。だから今すぐ出ていけ!」
同居人「そう怒るなよ。一人で息子を慰めすぎて、カルシウム不足か?」
主人公「うるせぇよ!!」
彼女「あっ誰かのおかず発見!マニア倶楽部・肛門性愛の…М女性達…え…」
主人公「それ俺のじゃないぞ」
同居人「あ!それ、佐藤がおススメで貸してくれたのじゃん!ははははは」
主人公「コンビニに売ってないって言って、Amazonで注文しただろ。自分で」
同居人「お前はだーまーれー」
彼女「肛門性愛…」
同居人「い、いや、違うんだ。その…」
彼女「い、良いと思うよ?人の性癖なんて人それぞれだし。うん。…うん」
同居人「今好きじゃなくなったから!大丈夫だから!」
彼女「なんかごめんね。元の場所に戻しとくね」
同居人「今すぐ捨てるから、戻さなくて大丈夫だよ…!」
彼女「ん?もう一冊ある。飢えた人妻・生ハメ中出し」
主人公「んんんん!!」
彼女「…きっも」
主人公「別にいいだろ!!」
同居人「そんでもって童貞だからな」
主人公「いや関係なくないか??なんで今それを言った??」
彼女「可哀そう」
主人公「ビッチは黙ってろ」
彼女「ビッチじゃないしー」
同居人「彼女の初めては俺が貰ったからな」
彼女「私の初めての人で、ほかの人とはしないから…最初で最後の人だよ」
同居人「うん。ずっと愛し続けるよ」
彼女「私も」
主人公「さっさと別れちまえ」
同居人「俺たち赤い糸で結ばれてるから、無理だな」
主人公「切ってやるよ」
彼女「切れても結びなおすから」
主人公「また切ってやる」
彼女「そんな暇あるなら彼女作りなよー」
主人公「そんな簡単に作れるなら、今一人じゃないわ」
同居人「大丈夫だって。いつかは出来るって」
主人公「無責任な事いうな。ぶん殴るぞ」
彼女「暴力反対」
主人公「本当にさっきからお前なんなの」
同居人「分かった。…ほら、一万渡すから、これで美味しいもん食べてこい」
主人公「仕方ねぇな…ってなるか!!」
同居人「欲張りだなぁ。二万でいいか?」
主人公「そういう問題じゃないから。てか、ここの家主、俺だからな?分かってる??」
同居人「分かってるよ。けど、ここは空気読もうぜ?」
主人公「え?」
同居人「今俺は彼女と物凄くヤりたいの我慢してる。彼女もそうだ。だがお前はボッチ童貞だ。分かるだろ?」
彼女「邪魔だから早く出ていけー」
主人公「なんだよ…それ…そんなの理不尽じゃないか!!好きでボッチで童貞な訳じゃないのに、家に居たらホテル代わりにするために出て行けって…」
同居人「…なんか、ごめん」
主人公「もういいよ…俺が出てくよ」
同居人「…待て」
主人公「なんだよ」
同居人「童貞は卒業出来なくても、処女だったら卒業出来る」
主人公「どういう意味だよ」
同居人「可哀そうだから、お前の処女をもらってやる」
主人公「ちょっと待て待て待て!!なんでおしりを触るんだ!」
彼女「あらー…」
主人公「お前!おい、止めろよ!!ちょ、脱がすな!」
彼女「リアルBLもいけるから、どんどんヤッちゃって」
主人公「いけるってお前の彼氏だろ?!」
同居人「大丈夫だ。経験はないけど、知識はあるから」
主人公「えっ本当に待って。俺が悪かったから。な!?あっ」
同居人「いっぱい気持ちよくしてやるよ」
主人公「あっ…待って…待ってくれ…あぁぁぁん!!!」
主人公「はっ!!…ゆ、夢?…クリスマスなのに最悪な夢見たな…」
同居人「あーさむっ。…ただいまぁ」
主人公「あー。おかえり」
彼女「お邪魔します」
主人公「え…」
同居人「ホテルがなくて、家に連れてきちゃった」
彼女「えへへ」
主人公「…俺、家を空けるから。その、ごゆっくりお過ごし下さい」
同居人「え?どこ行くの?」
主人公「俺の処女を守れる所」
—END—
お粗末さまでした((。´・ω・)。´_ _))ペコリ
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