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俺たちの逆襲Ⅱ・フレクス解放作戦(ノーザン帝国の侵攻)  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
フレクス解放作戦

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フレクス解放作戦 XDAY9日前

「ローヤル、第二基地から連絡です。ノーザン艦隊10隻フレクスから出発と」

リックが伝えた。

ケーセ・ハクらと作戦の全貌を詰めていたローヤルは舌打ちした。

「行き先は」

「まだ、判らないみたいだけど、第二基地の方面みたいだよ」

リックが言う。


「無人機の偵察に限界を感じたか。」

スタッドが言う。

「10隻くらいなら、叩こうと思えば叩けるが、」

バーレイが言った。

「しかし、それで敵本体を呼び込む可能性もあります。」

ケーセは冷静に言った。

「ケーセ、敵が第二基地に気づくのはどれくらいかかると思う。」

ローヤルは聞いた。

ケーセはしばらく頭で計算していたが、

「もって5日ってとこですかね」

「5日か」

少し考えてローヤルは言った。

作戦の準備はある程度は出来ている。

エクスペクトも4日後には第二基地に到着するはずだ。

しかし、ぎりぎりだ。

ローヤルは少し逡巡した。


「よし、5日後にその艦隊を攻撃する。」

ローヤルは決断した。


「で、敵艦隊をひきつけて、ワープアウトしたところで、フレクス本星にこちらからワープする」


ローヤルは星間図のフレクスを指差した。


「しかし、敵も追ってくるぜ」

バーレイが言った。

「ただし、10時間くらいはかかるはずだ。10時間で、解放する。」

「10時間か。艦隊がほとんどいなければ、十二分に可能だな」


「でも、艦隊が本当に攻めてくるのか」

ジョーが聞いた。


「来るさ。大統領はヒステリーのラメーヌだ。今頃ヒステリーを起こして俺らを探させているさ。第二軍としても動かざるおえまい。」

「それもそうだな」

ジョーは笑って言った。


「よし、直ちに最終作戦準備開始だ。」

ローヤルの掛け声とともに全員がてきぱきと動き出した。

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