ノーザン2軍の行方
「ウエムラチーフ。ノーザンの第二軍の位置が3日前から掴めません。」
「ノーザンの2軍。100隻以上の大艦隊だぞ。総簡単に行方不明にはならないだろう」
ウエムラは情報局員のキミを見る。
「演習に出た、第二艦隊を3日前に見てから、行方が分からなくなっています。また、国境軍の動きがおかしいとラッセル中将から連絡がありました」
「うーむ、まさか、また、ジパングに攻撃を仕掛けてくるとは思えんが、直ちに、スウ姫に連絡。
警戒されたし。
国境域の情報収集の強化を依頼。
ラッセル中将にも警戒をいらいしてくれ」
指示をするとウエムラは考え込んだ。
最近のフレクスの傭兵部隊の活躍がノーザンを刺激した可能性もあるかもしれないと。
そして、ウエムラはフレクスに警戒するように伝えてもらおうと、上層部に連絡した。
「ゼーマンだ」
情報局には司令官がいた。
「指令。ウエムラです。」
「どうした?」
胡散臭そうな顔でゼーマン少将はウエムラを見た。
「ノーザンの動きがあわただしいです。
2軍が行方不明だという情報があります。」
「行方不明?あれだけの大艦隊だぞ。何かの間違えでは無いのか。」
「現在確認中ですが、フレクスへの侵攻の可能性もあるかと」
「フレクス侵攻だと!何か確証があるのか」
不機嫌そうにゼーマンは言った。
「いえ、確証はありません。」
「ならば、想像だけで言うな」
ゼーマンは一喝した。
「今はいろんなことで私は忙しいんだ。確証が出てから私に具申しろ」
そう言うと通信を叩ききった。
ウエムラは耳を押さえていた。
「あの、わからずやめ。確証を待っていたら、また、3年前の二の舞になるって言うんだ。」
机をウエムラは叩いた。




