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絶体絶命
10メートルはなれたところに置いてあったスウのフライングカートが、爆発する。
四方にはモレルアツの勇姿が浮かんでいた。
そして、ゆっくりと着陸する。
「エンジン出力100%」
青のイレブンが真っ赤に光った。
「ローヤルに駆け寄ったのはスウ王女です。
しかし、ノーザンの凶弾が今向けられようとしています。」
宇宙の茶の間の目は皆、ローヤルをかばって立つ、スウに向けられた。
「スウ、逃げろ」
ローヤルは叫んだ。
「いやー、絶対に離れない」
スウはローヤルに抱きついた。
「スウ・・・」
思わずローヤルはどぎまぎした。
「もう、嫌、一人でいるのは。絶対に離れない」
ひしっと力の限りローヤルに抱きついた。
「死ぬならローヤルと一緒よ」
スウの必死の言葉が全宇宙に流れた。
「スウ王女!」
マルサス王は画面を見た。
「ローヤル!」
スタッドは画面を見て叫んだ。
「どこのどいつだ、これは外交問題になるぞ」
ノーザンのケアル・ナア大統領はホフマン元帥に叫んでいた。
みんなの見守る中、モレルアツはライフルを構えた。
照準が二人に合う。
そこにはトムが入っていた。
憎しみに見た目でトムは二人を見つめていた。
「おのれ、ローヤルとスウ、これでお前らは終わりだ。
仲良く天国に行きな」




