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俺たちの逆襲Ⅱ・フレクス解放作戦(ノーザン帝国の侵攻)  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
ローヤル処刑

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地上戦開始

「行くわよ」

ライフルを持った、スウが言った。

フレクスの自由広場から10キロ離れた、民家の側からフライングカート10機が飛び立つ。


青のイレブンのエンジン音が徐々に上がっている。

「エンジン出力20%」



「ローヤル、何か最後に言うことがあるか?」

ローヤルから10メートルはなれたところでトムが聞いた。

「最後は正義が勝つ」

笑ってローヤルが言った。

「ふん、貴様の減らず口もそこまでだ。」

そう言って、トムが叫んだ時だ。



同時に広場の周り10箇所で爆発が起こる。

哨戒に立っていた、ノーザンの兵士20人ほどが倒れる。


トムも爆風で弾き飛ばされていた。

処刑を見ていた市民も慌てて逃げ出す。



そして、広場の端の地下から武装した、傭兵部隊が現れて、銃撃戦を始めた。


「さあて、宇宙の皆さん。フレクスの反撃が始まりました。」

ジミーを脅していた、憲兵も倒れていた。

早速、中継を開始していた、ジミーは全宇宙放送に乗り出す。

「今、宇宙空間では、ラッセル中将率いる第4艦隊がノーザンの侵略艦隊に対して、果敢にも、攻撃を開始、優勢に戦闘を進めているという報告が入ってきました。」


ノーザンの電波規制をたくみにかいくぐって、フレクス郊外に流れた電波は中継でまず、ジパングの家庭に届きだす。


「エンジン出力40パーセント」

青のイレブンが振動始めた。



「大臣、第4艦隊がノーザンに攻撃をかいししたみたいですが・・・」

ゼーマンがテレビを見て叫んだ。

「やはりやってくれたか・・・」

しまったという顔でレントは言った。

「ノーザンにはローヤル処刑の抗議を直ちに行うように。」

レントは指示した。

「ラッセルの行動は良いんですか。

だから行かすのではないと言ったんです。」

「構わん、ラッセルの行動は偶発事故だとでも言っておけ。」

レントが叫んだ。

「元々、我々の抗議を無視して、処刑しようとしたノーザンが悪い。」

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