ワープアウト
「ステーション、近辺に125ポイントにワープアウトあり、」
オペレーターが叫んだ。
「その数、約40」
「何、40隻も」
「ジパングの第四艦隊です。」
第二軍は混乱した。
「ワープアウト」
「よし、全艦攻撃」
ラッセルの攻撃命令によって、第四艦隊は、その前にいた、10隻に向かって、一斉攻撃した。
宇宙ステーションの側にいた、10隻は一瞬にして、火達磨と化した。
「戦艦アロワナ撃沈、他の重巡洋艦3巡洋艦6撃沈です。」
「その先 256ポイントに小型艇30隻ほどワープアウト、傭兵部隊と思われます」
「よし、そちらのほうは第五部隊と機動歩兵に任せる、残りの艦隊は第四艦隊に向かう」
カルガッタは命じた。
「了解しました。」
[全艦隊に告ぐ、直ちに・・・」
「指令、敵主力がこちらに向かってきます。」
スタインバック准将が報告した。
「よし、全艦転進、敵、2軍の主力に向かえ」
ラッセルが緒戦の完勝に沸く、艦橋で指示した。
「ワープアウト終了」
ララポートの艦橋でキムが言った。
「よし、これより、ノーザンの機動歩兵部隊に突っ込むぞ」
ララポートを出撃したスタッドは手近にいた、モレルアツにビームライフルをぶち込んで葬り去る。
傭兵部隊は、一気にノーザンの機動歩兵部隊に突っ込んで行った。




