表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/109

スウ姫登場

「こんな所にいたのね」

テレビを見ながらスウは言った。


スウ・アゾレス、ジパング王国の王女である。

ジパング王国は選抜王政を取っており、全国民の中から選ばれたものがロイヤルファミリーとなり、教育を受け、その中から王子や王女がオリオンシステムで選抜されていた。

現在の年齢は16歳。ジパング始まって以来の最年少13歳にて王女に選抜されていた。

現在はパルミール市長兼ジパング外交特使として活躍していた。

国民のアイドル的存在である。

キア王子暗殺事件では、ローヤルとともに解決に尽力したことで王女となった。

新貴族といわれる2世3世の王族が多い中、久々の平民出身の王族であり、そういう面からも各方面から支持を集めていた。


「王女、どうかされましたか」

開け放たれた廊下から入ってきたミリア・ハンが聞いた。

5年前からスウの秘書官であり、今も腹心を勤めていた。


「いえ、なんでもないわ」

スウは首を振った。


「そうですか、ならいいですが、シャーリー艦長からそろそろ出発の準備が出来たと連絡がありました。」

「判ったわ。すぐに行きましょう」

スウは優雅に立ち上がった。

身長は170センチまで伸びて、金髪の健康そうな身体は写真集まで売り出されるほどの人気だった。

護衛隊長のケイ・キマラの出迎えを受けて、専用巡洋艦ピンクドルフィンに向かいながら、

出来たら一度ローヤルに会ってみたいものだとスウは思った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ