犠牲
そのローヤルの視界の隅にピンク色の物体が写った。
「なんで、ピンクドルフィンが・・」
ローヤルは舌打ちした。何もしなければジパングの姫君なので、ノーザンに拘束されるわけも無いはずだ。
「スタッド、先に行ってくれ、あとから追う。」
ローヤルはそう叫ぶと、機体をピンクドルフィンに向けた。
「ローヤル!」
スタッドが叫んだがローヤルは無視してピンクドルフィンに向かった。
「スタッドどうする?」
「止む終えまい、宇宙に上がるぞ。ローヤルは大丈夫だろう」
二機は上空からの攻撃をかわしつつ、急上昇を始めた。
ピンクドルフィンには2機のモレル・アツに攻撃されていた。
後ろから迫った、ローヤルは一瞬で2機を撃破する。
「スウ、何やってんだ。危険だから、下に降りてろよ」
ローヤルは通信で叫んでいた。
「何言ってんのよ。保護国のフレクスを攻撃するのはジパングに対する攻撃よ。
黙ってられないわ」
スウがきっとして言い返した。
「姫、やはり戻りましょう。危険です。」
外務省のハラム・ハンが、言った。
「ミサイル急接近」
上空から巡航ミサイルが落ちてきた。
「主砲攻撃」
ジョー・オハラが叫んだ。
攻撃しようとした時、反対側から新手のモレル・アツが、現れて、ピンクドルフィンをビームで攻撃した。
その影響で、一部射線がずれる。
ローヤルが上に出て、ビームライフルでミサイルを撃つ。
命中したが、至近距離で爆発した。
「ぐっ」
ローヤルは衝撃をもろに受ける。
メインブースターを噴射して、態勢を立て直そうとするが、
たまらず、地面に墜落する。
ピンクドルフィンも爆発の影響をもろにくい、立っていた、スウが地面に叩きつけられる。
「姫」
慌てて、周りの人間が駆け寄るが、頭から血を流して、スウは倒れていた。
「直ちに船医を艦橋に、艦長ただちに、中立信号を」
ハラム・ハンが叫んでいた。




