XHOUR
スウの震えている肩を両手で抱きしめようとしたその時、殺気を感じた。
スウを抱きかかえて、横っ飛びに地面に倒れる。
ミサイルが二人のいた、部屋の窓に飛び込んできた。
すさまじい爆発が起こる。
しかし、窓は超防弾ガラスだったらしく、ビクともしなかった。
爆発音が各地でする。レイガンの光が、二人のいた、空間を引き裂く。
レーザーまでは防げなかった。
しかし、その頃にはシャッターが窓の上から、降りてきて、覆った。
が、すぐに爆発音がして、電気が全て消える。
しかし、非常用の照明がすぐについた。
スタッドとリックはスウのスタッフと談笑に花が咲いていた。
スウのスタッフの女の子は美女ぞろいだし、男の奴もコンドを筆頭に気持ちのいい奴が多かった。
その談笑の途中で、爆発が起こった。
「姫!!!」
慌てて、ミリア・ハンらは立ち上がった。
「リッキー、ジパングの奴らと博士の下へ行け。キム、外の奴らをやるぜ」
「了解」
スタッドは叫ぶとレイガンを片手に飛び出した。
非常口から飛び出すと、外をフライングカーとが飛び交っていた。
銃撃をこちらに加えてくる。
目の前を通過するフライングカートをレイガンの出力を最大にして、撃ち抜く。
フライングカーとはそばの木に激突した。
さらに1機を撃ち抜く。
地上からレイガンがスタッドをめがけて撃たれる。
その横からハンドバズーカを組み立てた、キムが撃つ。
爆発が木ごと、射撃主を弾き飛ばした。