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2軍の魔の手

その頃亜空間をフレクスに向けて大艦隊が疾走していた。


ノーザン連邦の中でも最強と言われている二軍100隻である。

3年前のオリオン強襲から、レンザ作戦まで、近年の戦闘のほとんどは二軍から戦力を引き抜いて行われていた。

しかし、最近はローヤルらにいろいろ負けていた。

オリオンの死神部隊の全滅、レントの敗戦。その他もろもろ。近年は近隣諸国に対してでさえ、侮られるようなことになりつつあった。

その屈辱を晴らす時が来たのである。


「今回は負けん」


独り言をカルガッタ大将は言った。


対フレクス占領というノーザンの今世紀最大の作戦を任された身としては当然の気構えだったし、戦力的にもフレクスの10倍以上の戦力の投入だった。


なおかつ、急襲である。


常識的に負けるわけは無かった。


「ワープアウトまで後3時間になりました。」


オペレーターの声にカルガッタはうなづいた。

今回の作戦は予想外に早く終わるかもしれない。

カルガッタは不適な笑いをした。

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