ラメールの酷聞
更にリッキー、はじめ、シングルの戦闘能力は圧倒的に違った。
「全銀河の皆さん、ワールドワイドニュースのジミーです。」
テレビ画面には戦闘の様子が写っていた。
「ついに銀河最強と言われたノーザン連邦第二軍の主力とフレクス傭兵部隊の最終決戦が始まりました。
しかし、一時は100隻を越えていたノーザン2軍もフレクスの度重なる攻撃に激減、今や40隻しか残っていません。
対して、フレクス側はノーザンの卑怯な奇襲攻撃で戦力半減させられましたが、悪魔の双子をはじめとする、強力部隊はまだ、健在しています。」
「普通はノーザンの2軍に攻撃をかける無謀傭兵部隊となるのでしょうが、今回は劣勢にたつ、ノーザン軍がいつまで持ちこたえるか、
最近はノーザンがフレクスに勝ったのは卑怯な暗殺の手段しかないというのが巷のうわさです。」
「はちゃー。ジミーも言うね。」
画面を他人事よろしく見ていたコンドが言った。
「二度とノーザンでは営業が出来ないんじゃない。」
「恐怖に駆られたヤッケ大将がラメール大統領に援軍を依頼したところ、
あんたみたいな軟弱な男に送る援軍は無いと大統領に冷たくあしらわれたとか、
劣勢な戦力の2軍の将軍の好き嫌いで援軍を送る送らないなんて決められたら、ノーザン2軍の兵士としてはたまったものではありません。五寸釘でラメール大統領をのろう兵士が続出していると言う話です。
懲りない事にラメール大統領はキアもボストンも暗殺できたのだから、戦って勝てないならローヤルも暗殺しなさい。その方が安上がりよ。と命じたそうです。」
「こんなテレビは即座に消しなさい。」
ラメールが激怒して叫んだ。
「誰よ、情報流したのは。直ちに流した人間を探し出しなさい。」
その一言は巷に広まっていき、最終的に大統領の命脈を絶つことになるのはもう少しあとであるが・・・・




