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マスト・ポート 3


 べたつく潮風と、魚の生臭さが染みついた港の夢だった。

 もちろん、夢だから潮風はべたつかないし、匂いも感じない。それでもここはそういう場所であると、青年は知っていた。

 イーゼルがあり、絵具があり、筆があった。描かれているのは海と船と漁師たちだ。壊れかけの木箱に座って描いているのは、汚い身なりの老爺だ。

 うみねこが飛んでいた。

 強い波が飛沫を散らした。

 それは始まりの記憶だった。

 宝物のようで、呪いのようで、誇りのような。

 この記憶はきっと……―――

「時間です。ご起床を」

 そんな淡白な声に、青年は夢から浮上した。

 人喰い屋敷の、あてがわれた客室である。深夜の仕事に備え、昼食後に仮眠を取ったのだが、どうやらぐっすりと寝入ってしまったらしい。窓の外を見れば、空はほぼ群青に支配されていた。

「……ありがとう。フィオーレさんは?」

「案内させていただきます」

 カンテラを持ったエリサが答える。暗闇の中、手に持つ明かりにぼうと映し出される端正な顔は、感情の乏しさもあいまって幽霊のように見えた。

 マストはベッドから起き上がり、準備していた荷物を手にする。持っていく物は多くない。エリサに頼んで注文はしてもらったが、まだ道具が揃っていないのだ。一式が整うのは明日か明後日くらいになるだろうから、今日は大したことはできない。

 明かりを持って案内する侍女は、朝と変わらない歩調で廊下を進んだ。階段を上り、奥へ奥へとよどみない足取りで歩く。後ろへの配慮が足りないため、マストは暗くて不慣れな屋敷内を、おっかなびっくりしつつ慌ててついて行かなければならなかった。

 やがて突き当たりまで到達すると、エリサは普通の部屋のものとは違う、大きくて分厚い扉をノックする。朝は必要な場所しか回らなかったため、マストにとっては初めての場所だった。

「お連れしました」

「ご苦労」

 聞き覚えのある声が聞こえ、エリサが扉を開く。見た目は重そうだが、やはり音もなく滑らかに動いた。きちりと手入れしてあるのだろう。

「ああ、なるほど」

 顕れた景色を見た青年が、どこか得心したように呟く。なるほどここは彼女らしい、と納得した様子だった。

 そこは星空の下。

 連れてこられたのは広くて屋根も壁もない、腰丈ほどの柵に囲まれただけのテラス。冷たい夜風の中、青白い月光の下、街並みを見渡せる景色に浮かぶように、彼女は白いドレスに身を包み待っていた。

「さあて、働いてもらおうか。マスト・ポート。準備はできているな?」

 よく通る、凛とした声。フィオーレは楽しげに、挑発するような視線でもって絵描きを迎えた。

「残念なことに、できてません」

 対する青年は、負い目はないので正直に告げた。

「……ほぉう、良い覚悟だ」

 端正な顔に歪むような笑み。声は楽しそうだが、目が笑っていないので恐ろしさ倍増である。

 ああ、これはしくじった途端、本気で殺されるな―――そう頭の片隅で再認識して、マストは口を開く。

「屋敷から出られませんでしたからね。家に戻れない、店にも出向けないでは道具を用意できません。昨日持ってきた画材はありますから、本日は練習がてらのデッサンくらいになるかと」

「……まあ、致し方ないな。多少の間延びは許容しよう」

 並べられた弁明に一考し、フィオーレは不機嫌なまま残念そうに頷く。あまり気が長い方ではないのだろうが―――というかそうとう短いのだろうが、道理を違えるつもりはないらしい。

「ですが、これも必要な行程です。いきなり良い絵は描けません。まずはあなたというモチーフに慣れ、構図を決めなければいけませんからね。正直に言えば、ここでたっぷりと時間が取れるのは、僕にとって暁光でもあります。すみませんが、しばしお付き合いください」

「ならば良しだ。時は問わん。貴様の全力を持って仕上げろ」

 このためにわざわざ用意したのだろう、テラスには椅子が二脚あった。マストは改めて周囲を見回し、月が背景になるようとフィオーレを座らせる。近くに、エリサに風よけのついた燭台を配置するよう頼んだ。

 対面にマストも座った。手元が暗いため、こちらにも燭台を用意してもらう。それでも少し心許ない。夜間は依頼主の指定だが、なかなか難儀かもしれないと改めて思った。

「寒くはないでしょうか」

 冬の夜だ。雪と氷で凍てつくような寒い地域ではないが、夜の冷気は容赦なく体温を奪い、身体を震えさせる。

「問題ない。貴様こそ、寒いならエリサに毛布でも用意してもらえ」

「僕は大丈夫ですが……まあ、寒くなってきたらいつでも言ってください」

 マストは野外の作業に慣れている。今もだいぶん着込んでいるので、この寒さにも耐えられる。だがフィオーレのドレスは厚手とはいえ、とてもではないが十分な防寒具とは思えない。それ故に心配したのだが……よくよく考えれば最初に遭遇したときも昨日の夜も、彼女は同じような服装だった。強がりではなさそうだと解釈し、マストは画板と木炭を用意する。

「それでは始めます。背筋を伸ばして、視線を僕に向けて。先ほどもいったとおり今日は練習みたなものですので、簡単なデッサンを何枚か描くつもりです。緊張する必要はありませんので、なるべくリラックスしてくださいね」

 定型句のような台詞を口にして、マストはさっそく木炭を走らせる。さすが貴族というべきか、フィオーレの姿勢は申し分なかったし、欠片も緊張などしていなさそうではあった。


「では、わたくしはこれで失礼します」

 己の仕事はなくなったと見計らったのだろう。エリサが一礼して場を辞した。椅子が二脚しか用意されていなかったところをみると、最初から退席するつもりだったらしい。この屋敷は使用人が彼女だけなので、主につきっきりというわけにもいかないのだろう。

 モデルと二人きりになり、しんと静まる冷たい空気の中、マストは描くという行為に没頭していく。

 絵を描くのが好きだった。

 筆と絵具で、平面のキャンバスに世界を映し込む。そんな技巧を目にし憧れた。

 視界に映るこの世の全てを、己の腕で写し取れるのだ―――。と、押さえきれぬほどワクワクしたのを覚えている。その胸の高鳴りは今も己の中心にある。

 集中する。

 手の動きに合わせ、潮騒の音が聴こえる気がした。生まれ育った故郷の音。一番底まで集中した時に聞こえる、何よりも安らかな幻聴だった。

 描く。

 それこそが幸福だった。もはやそれ以外には何も要らぬと……


「飽きた。つまらん」


 気の短い依頼主が、口をへの字に曲げて端的に苦言を唱えた。たいして時間はたっていない。いくつか描くつもりのデッサンは、まだひとつも終わっていなかった。

 強制的に集中を途切れさせられたマストは渋い顔をするが、猫のようにしなやかなのびをするフィオーレは何食わぬ顔だ。

「退屈だ。炉端の似顔絵描きなら、相手を楽しませる小話の一つもしたらどうだ?」

 副業ならば用はないと言ったのは誰だったのか。

「……今の僕は画家ですので」

「怠けるなよマスト・ポート。使える技術は全て使え。あらゆるものを己が筆に注げ。誇れずとも惜しむな。せっかくの研鑽が泣くぞ」

 たしかに、副業は生活費のためでもあったが……本当は本業の研鑽のためだった。絵の上達。人の特徴を捉える練習。話ながら筆を動かす技術は、こういうモデルを相手に有用だろう。

「いいですけどね。さて、何を話したものでしょうか」

「そうだな。まずは貴様の話だな」

「僕の?」

 さらりと出てきたリクエストが意外で、マストはきょとんとした顔で問い返す。

「ああ、興味がある。なにせ貴様のような壊れ物はなかなか見ないからな」

 壊れ物。そう言われたことに、青年はただ不思議に思うだけだった。

 ―――変人ではあると思う。サロウドにもグランセンにもよく言われている。あの二人にそう言われるのは釈然としないものを感じるが、普通と違うという評価については、心当たりが無いわけではない。

「面白くはないと思いますけどね。では、しばし思い出話にでもお付き合いください」

 マストは一つ息をついてから、懐かしむように話し出す。

 自分のことを話せと言われたのだから、まずはこの話がいいだろう。


「僕の生まれ育った家は、この都の南、海の近く……潮の香りが届く港町にありましてね。親は漁師を生業にしていました」

「ほう? 意外だな」

「まあ意外かもしれませんね。なにせ僕は細っこいですし、実際に力もありません。とてもじゃあないですが、海の男には見えないでしょう。……実は昔、ちょっと病弱で、ベッドから動けないことが多くてですね。長男でしたが、家業を継ぐことはできないだろうと分かっていました」

「それで、なぜ絵描きなんぞに?」

「それがある日、漁師小屋に泥棒が入りましてね。いや、現行犯で捕まったのですが」

「…………?」

「泥棒は汚い格好のおじいさんでしてね。網とか縄とか、そんな漁に使う道具しかないろくな物のない倉庫で、なぜか古い帆布だけを大量に持ちだそうとして、間抜けにも見つかったと。あっさり掴まって降参したので、何でそんなことをしたのかと聞いてみたら―――」

「おい、まさか」

「ええ。この布を使って絵を描きたいのだと。油絵には帆布がいいんですよ。丈夫で痛みにくいですからね」

「…………」

「あきれた父が、そんな古い帆布くらいくれてやる、と言ったので、その人は喜んで持っていきましたよ。そしたら数日後、代金がわりだとその帆布で描いた絵を持ってきましてね。……今思えば大した絵ではなかったのですが、なにしろ油絵なんてものを見るのは初めてで、とても感動したのを覚えています。―――思わず、描き方を教えてくれと頼むほどに」

「……それが、貴様のルーツか」

「はい。それから、たまに絵の手ほどきをうけるようになりました。ただ、なにせ浮浪者も同然の老人ですから、親はいい顔しませんでしたけどね。その点では、身体が弱くて家業を継げそうになかったことが、逆に幸いでした。僕は家を出ねばなりませんので、職にできる技術を得る必要があった。がんばって親を説得して、通うことを許させましたよ」

「つまり、貴様はそんな、道具も満足に揃えられない底辺に絵を習ったということか?」

「はい。その通り。僕にはあの人しか師匠はいません。その師匠もある日、あっさりとのたれ死にました。絵筆を握り、描きかけの絵の前で倒れていましたとも。あと少しで完成だったのに、きっと無念でしたでしょうね!」

「……やけに誇らしそうだな?」

「恥ずかしながら、僕もああ死ぬと決めていますので」

「…………」

「我が師ながら、あの人は決して大した画家ではなかった。知識はそこそこ、技術はそれなり、名前は無名。ボロの空き家に勝手に住みついた、喰うにも困る、道具すら満足に揃えられない三流絵描き。……けれど、その生き様も、死に様も。師はどうしようもないほどに画家でした」


「画家として生き、画家として死ぬ。そんなカタチに、僕は憧れたんです」


 深いため息があった。シルバーブロンドの女が眉間を指で押さえ、珍しい困り顔で息を吐いていた。

「ああ、これは私としたことが見立て違いだった。アリシアと……なんだったか、あの小僧には訂正をしておかねばならぬ。これはとうの昔に手遅れだ、諦めろとな」

「そんなにおかしな話でしたか?」

 描く手を止めずに、マストは尋ねる。フィオーレの姿勢は崩れていたが、それについては諦めようだった。

「貴様、神に祈ったことはあるか?」

 唐突な問いに、マストの眉が怪訝そうにひそめられる。ふいに月が雲で隠れ、周囲が暗くなった。

 揺らめく灯りに浮かぶのは、悪性を隠さぬ歪んだ笑み。

「そりゃあ、ありますよ。あまり敬虔な信者とはいえませんが、たまには祈りを捧げに教会へ寄ります」

「それで、神に何を願う?」

「祈りと願いは違うと思っています。神の御前で唱えるべきは、感謝か懺悔であるべきと考えますね」

「ハハッ、やはりだ。最初に会った時から違和感を感じていたが、そういうことか!」

 さも納得いったというように、女は満足げに笑った。

「貴様は救われようとしておらぬ」

 指摘は不意打ちのようであり、ずっと目の前に鎮座していたものかもしれなかった。

「救われたいという願望がまずない。幸せになれるという展望の一切が欠落している。地面を這いつくばって死ぬことを当然と受け入れている」

 雲が動き、月が顔を出した。淡い光に映し出されたフィオーレの横顔は、思いの外穏やかなもので、マストは自然と手を動かす。

「必要だから捨て去ったのではなく、重大な何かをきっかけに失われたのでもなく、その在り方をただ自然としているのが一番の問題だ。ああ、それではそうなるだろう。壊れ物め。生きる屍め。どこにでもいる一般市民のようでいて、貴様の精神はとうに正気の域を逸脱しているぞ」

「生ける屍って……そこまで言われるほど変わってますかね?」

 まるで世間話のように、マストは聞く。自分について好き放題に言われていたが、腹が立ったりはしなかった。むしろ、たしかにそうかもな、と薄く納得した程度で、集中力の大半は画板へと向かっていた。

「おうとも、当然だ。人は、求めるから人なのだ。終わりを受け入れた者は生きていても屍よ」

「べつに死にたいなんて思ってないんですがね。それに、求めることだってある」

「言うてみろ」

「僕の絵の欠点」

 そう口にした青年は、作業の手を止め、まっすぐに銀髪の女を見る。

 その視線は、挑むように。

「あなたに言われた、それを克服します」

 対するフィオーレは真に呆れたような顔で、マストの真剣な眼差しを受け止めた。

「何とも難儀なやつだな貴様は。それで壊れたにもかかわらず、それでかろうじて繋ぎ止めている。貴様という存在はそこに収束している。ああなるほど、なればたしかに貴様は生ける屍ではないかもしれぬ。危うくはあるが……ん? いや、そうか」

 喋りながら何かに思い当たったのか、彼女はふいに驚いたような顔で虚空を見上げ、それから改めてマストへと視線を戻す。

「私が、貴様を繋ぎ止めたのか?」

 意外そうに。疑問系で。

「なんだか、話がどんどんと哲学的になっていってますけどね。正直に言えば、これ以上高度になると僕の浅学ではついて行けないと心配しているところですが……ええ、求めるべき目標を与えられたという意味でしたら、その通りです。僕はあなたにそれをもらった」

「ハッ―――ハハハハッ! まさか、まさか私がそんな役割を担うとはなっ」

 皮肉げに、しかし愉快そうに、フィオーレは腹を抱えて大笑した。まさか声を上げて笑われるなんて思ってもおらす、なにがそこまでツボに入ったのか分からないマストは、ただきょとんとするしかないが、手はほとんど無意識に新しい画板を用意する。

「……不思議な人ですね。あなたの話し方だと、それがとても重要なことのように思えてくる。歴史の分岐点の話かと間違えそうになる」

 その姿を素早く写しながら、マストは素直に己の困惑を漏らす。

「いや、くだらない話さ。貴様が変人であるというだけの話だ。なに、笑ったのはこちらの事情だ。気にするな」

「ですよね。良かった、まだ話について行けているようです」

「ああ……だが、くだらない話というのはいいな。中身がなくて、実がなくて、真実かどうかですらどうでも良いが、だからこそ純粋に楽しめる。なかなかどうして、久しぶりの感覚だ」

「おや、エリサさんとはこんな話をしない?」

「あれはダメだな。心が幼すぎてこういう話には向かん」

 シルバーブロンドの女主は、己の使用人を幼いと評価した。そうだっただろうか、とマストは今日の彼女を思いだしたが、浮かんだのは無表情だけだった。

「歳のわりには落ち着いた、真面目な娘に見えましたけどね」

「真面目であることしか知らず、それ以外を余計と切り捨てる横着者よ。ともすれば貴様と似ているところもあるが……いいや、命綱すら端から持たぬ馬鹿者と、世間を知らぬ子供では比べるのも馬鹿馬鹿しい」

 そう言われて、マストは少しだけ納得する。ともすれば彼女の無表情は、フィオーレの言うとおり、他の表情を知らないだけなのかもしれないと、そう思ったからだ。

 こんな場所でこんな風変わりな主と二人で住んでいるのなら、俗世では当たり前のことすら知らずに生きてきたのかもしれない。

「……それより」

 フィオーレがそう言った時、ぞくり、と。体温を奪う冷たい風が吹いた。

「そろそろ、一枚か二枚は描けたのではないか?」

 青年は渋い顔になる。うかつなことに……今手にしている画板は、フィオーレが淑女のたしなみを忘れ、はしたなくも爆笑している顔である。そんな顔をしているところで一枚目が一区切りついたため、つい二枚目に手が伸びてしまったのだ。さすがにまだおおざっぱではあるが、なまじ似顔絵で速度を鍛えたがために、十分にそう判別できる絵になっていた。

 この絵は、見せたら怒られる気がする。さすがのマストも冷や汗を流した。だってこんなことでいきなり命の危機である。

「ま、まあ描けてはいますが……」

「見せろ」

「デッサンですよ。しかもラフです」

「かまわん。見せろ」

 フィオーレは椅子から立ち上がりツカツカと歩み寄ると、有無を言わさず画板を掴む。

「その、今日は感覚を掴む練習のつもりだったので、いろいろな表情を描きたくてですね……」

 しどろもどろに弁明しようした青年だが、違和感に気づいて顔を上げる。

 神話を模した彫像のように、彼女の時が止まっているかのように感じた。

 フィオーレは画板を掴みはしたが、奪ってはいなかった。手を伸ばしたまま、取ろうと思えばいつでも取れる画板を手に固まっていた。

 周囲の一切は視界に入っていない。饒舌だった唇は言葉を忘却したように結ばれ、呼吸すらしていないのではないかと疑うほどに無言。表情からは何一つ読めないのに、全ての感情がまざっているようで。

 マストはここで、やっと気づく。

 それは逡巡だ。

 きっとこれはフィオーレにとって、特別な何かだった。

「やはり、やめておこう」

 彼女が前言を撤回することが、どれほど特異なことか。

「貴様の腕は知っているのだからな。せっかくだ、完成を楽しみにしようではないか」



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