私の傷
私の腕の傷は
あなたが生み出した傷
私が持つ刃物は
あなたが私に言った言葉
消えたい・・・願望を胸に
今日も自分を傷つけます。
気持ち悪い・・・?
だろうね。
分かってる・・・
分かってるよそれくらい
やめろと言いたいんでしょ?
それでも私は傷つけます。
手を切れるだけ切った
それではあきたらず腕、足まで
温かさを感じた
血にまみれた腕で笑っていたんだ
それからまた傷が痛み出すまで
教室の端で泣いていたんだ
心無い言葉に打ちのめされて
冷ややかな態度に目の前が暗くなる
知らぬ間につけられた傷が
胸の痛みに変わるどんなに泣いても
誰も助けてくれないから
涙をこらえて我慢する
この心の痛みは誰も知らない
知られたいと思わない
知ったとしても何も前に進まない
私は傷つけることはしたくない
誰よりもその傷の痛みを知っているから
あなたにやめろって言われても
やめない
どうせ私の気持ちなんてわかんないから
幸せ者には分からない気持ちだよ
あなたに今まで言われてきた言葉
繰り返して思い出すと
怖い・・・
目をつぶって思い出す
死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、
としか聞こえない
あなたは悪魔だ
あなたは魔物だ
どれだけ私を殺すの?
どれだけ傷つけるの?
裏切り者・・・
愚か者・・・