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あいランド   作者: tako
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くるみえりか編



「鬼がこの辺りまできたこと、二人のうち一人が死んだことは本当だ。だけど鬼が魂を喰ったということはない。ただびっくりして、あるいは持病で心臓が止まったのかもしれない。鬼は人間の魂なんて喰わない。あいつらが食うのは流れてくる人間の夢だ。えりかも見ただろう。だけどそれ以降この国では踊らないと鬼に魂を喰われると信じられてきた。年老いて死ぬことも、踊れなくなったから魂を喰われたからだと信じられてきた。


そして驚くことに、本当に、踊りを止めると死ぬ者があらわれてきたんだ。


ここで生まれた子供たちには、物心がつくと鬼の恐ろしさを教えるんだ。恐怖に怯えた子供たちが自発的に踊りだすまでやめないんだ。そうして踊りだした子供は自立していると大人たちから認められていくんだ。それまでは大人が周りで踊ってあげないといけないからね」


「寝ている間はどうするの?」


「寝ている間も動き続けているよ。セアラもそうだっただろ。悲劇だけど喜劇だよね。鬼の方でもこの変な動きをしている国の民に脅えて近づかないんだから。まぁ人間の夢がこっちに流れてこないっていうのもあるんだろうけれど」


「そんなの全然笑えないじゃない。教えてあげなきゃ」


「無駄だよ。言ったって聞きやしない。踊りを止めさせて、鬼の餌にするつもりか、なんて言われるかもしれないよ。それにさっきも言ったけれど本当に、踊りを止めて死ぬ者もあらわれたんだ。つまりここではそれが真実ってこと」


「踊りだって、本当は楽しいもののはずよ。音楽に合わせて体を自由に動かすのよ」えりかは小さい頃にテレビから流れる音楽に合わせて踊っていたことを思い出した。そう、音楽とひとつになって。「ここの国の人が体を動かしている姿は大変そうだし、辛そうだよ」


「ここだって踊りの国じゃないか」


「だけど。あたしの知っている踊りとは違うわ」


「女王に会ってそう言ってみればいい。なんと言われるかは想像がつくけれど」


やがて街でもっとも高く美しい塔のある城へとたどり着いた。


久しぶりの人間だということでお城の衛兵は大騒ぎだった。女王への面会準備はすぐに整い謁見の間に通された。青いすべすべとした石が敷き詰められ、金色の絨毯がしかれてある。


王座に座った女王もまたオレンジ色の肌、緑色の髪の毛、薄茶色の瞳をしていたが、その姿はとりわけ美しかった。えりかは女王を見上げてぼうっとなった。


女王もまた王座に座りながら体や頭を揺らしている。




「人間よ。何を望みこの国に来た?」


「女王様、私は王国の鍵を探しているのです。ご存知ありませんか?」


「いや、知らんな。聞いたこともない」


「そうですか」あっさりとした返事に気が抜ける。


「人間、どうやって無事に鬼の入り口を通りぬけてきたのだね?」


「女王様、実はそのことでお話したいことがあるのです」えりかは象から聞いた話を女王に繰り返した。


「そなたは私たちが間違っているというのかね」


「違います。いや違わないか、そうなんです」


「証拠は?」


「え、と。私はほら、踊らなくても大丈夫ですよ」


「お前は人間だし、魔法が使えるのだろう。だから鬼の入口を通り抜けてこられたのだ」


それならあなたたちの誰かが踊りを止めてみてよ。そう言いかけてえりかは思い出した。踊りを止めて本当に死んだ者もあらわれたんだ。


「人間の娘よ。おまえが何を言っているのか私には分からないよ。


喰われたくなければ、踊るしかない。それが生きるということなのだ」どうしようもないといった口ぶりで女王は話した。


最初はあんなに美しいと思った女王がひどく年老いて見えることにえりかは気がついた。



「人間の娘。お前と話せて楽しかったよ」女王は疲れた声音で言った。「ここにはお前の探すものはない。もしかするとこの先に、自由の国になら、その鍵があるかもしれないな」


えりかは礼を言い、象と共に城を出た。




来た方向とは反対方向の門を抜けて踊りの国を出るとえりかは再び踏み固められた土の道の上に立っていた。どこかで小鳥のさえずりが聞こえる。

なにかを確かめるように、えりかは自分の体を動かし始めた。


小鳥の声、風が木を揺する音。自分の中からリズムが生まれてくる。体の中の音楽に耳をすませる。


どれくらい時間が経ったのかわからない。いつの間にかえりかの意識は体から流れる音楽に溶けて一体となっていた。


自由だ、自由だ。どこからか声がする。そうだ。わたしは自由だ。この感覚、思い出した。


同時に我に返って振り返る。ちょっと恥ずかしいところを見られたな。


象の背から降りたキュウはにやにや笑っていた。象とその上のセアラも笑っているようだった。セアラはまだ顔色が青白いけれど、象の背中に毛布を敷いて居心地は良さそうだ。踊りの国の民は外へ出ることは許されていていない。セアラを連れだすことは賭けだった。初めはセアラだけを象の背中に乗せて毛布でくるみ、荷物のように見せられないかとしたのだけれど、背中に乗せた途端に姿が見えなくなったとキュウが騒いだのだ。置いていく予定だったキュウもついて行くといって聞かず、結局二人とも連れて行くことになった。この先にあるという自由の国には医者がいるのか王国の鍵はあるのか確実なのことは分からない。


けれど他にいい方法は思い付かなかったし、とにかくこの先に行ってみるしかない。横を歩く象を見る。


「あれ。なんだか体が小さくなっていない?」


「そうかな。調子はいいよ」


前をずんずん歩いているキュウが振り返る。「えりかは踊りが下手だな」


「うるさい。あんたこそ踊っていないと鬼に喰われるよ」


「嘘だろ。えりかがさっき言ってたじゃん。あんなでまかせをみんなで信じちゃってるなんて馬鹿みたいだよな」


「嘘じゃないのよ。あの人たちにはあれが本当なの」


「よく分かんね。でもえりかは踊りが下手だ。今度教えてやるよ」


「何よ。あんたの踊りなんてこんなんじゃない」えりかは手足をくねくね動かす。


「全然ちがう。こうだ」キュウの手足がピクピク動く。ひっくり返ったカエルみたいだ。えりかは笑いをこらえられなかった。




道の途中でまた食べ物のなる椰子の木が生えているところがあった。えりかはクリームパンとミルクを、セアラとキュウはぶどうと雑炊のようなものが入った実を食べた。えりかも雑炊の実を割って少し食べてみる。スプーンの代わりに笹のような匂いのする葉を使う。新鮮な野菜と米の甘味が溶け合っていた。「結構いけるね」えりかはひとつの実をぺろりと食べ終えた。セアラとキュウは今度は競うようにパンを食べていた。象はと探すと木陰で腹ばいになってうつらうつらとしている。


お腹が膨れた一行は再び歩きはじめ、土の色が赤茶色から黄色っぽい色に変わりそれでも道を進むと鉄の門が見えてきた。とても頑丈そうで威圧感がある。


嫌な予感がする。とても頭の硬い人が出てくるんじゃないかしら。キュウを象の背に乗せて姿が見えないようにする。自由の国でも象とその上の二人の姿が見えなくなるかは分からないが、できるだけ目立たないようにしたい。




「止まれ~い。なんじゃお前は。踊りの国から来たのかい?にしては奇妙な格好をしておる」出てきたのは鳥の形をした帽子をかぶり、両手には手の代わりに剣が生えた男だった。髪の毛と肌の色は踊りの国の人のようにそれぞれ緑とオレンジだった。さらに近づくと男の目があるべきところは空洞になっていることが分かった。


どうしてこのひとは目がないのに私の格好のことが分かったのかしら?


答えは空からやってきた。えりかが質問に答える間に何かがくるくると飛び回っていたが、それが何かが分かりぎょっとした。何もない空中からこちらを見返してきたのは二つの目玉だったのだ。


「なんじゃ。何を驚いておる?」


「め、め、どうして」


「目ならここにあるがな。それがどうした」


この国ではこれが当たり前なのかしら。


「いえ。なんでもないです」


「それで。お前が人間の娘で向こう側から来たのは分かった。あちらから人が渡ってくるのは久しぶりじゃ。何しにまいった?」


「私、王国の鍵を探しているんです」


「ふむ。ここは自由の国じゃ。探すのは構わんが国王ならもしや御存知かもしれん。宮殿を訪ねてみよ」


ここでも象とその背の二人の姿はえりか以外には見えないみたいだった。ものものしい門を通り中に入るとそこらじゅうを目玉が飛び回っていた。



えりかの姿を見つけるとたくさんの目玉が寄ってきた。宙にぎっしりとと浮かぶ目玉に囲まれてえりかは怯えた。


「きゃっ」っと小さく叫ぶセアラの声が聞こえる。


「大丈夫。セアラのことは見えないよ」象がなだめる。象の背に乗ったあとはセアラもキュウも、象の姿が見えるようになっていた。キュウはセアラを守るように抱いている。


「これは夢に見そう。トラウマになるレベルだよ」えりかは呟く。


目玉はしばらくするとまた離れていった。


人々は門番と同様に鳥の形をした帽子をかぶり、腕には剣を生やしていた。目のあるところにはやはり空洞がありくぼんでいる。それぞれ庭でくつろいだり通りを気ままに歩いている。街はすべて立派なお城のような建物でできていて、美しい庭に囲まれている。道もきれいな黄色のゴムのような材質で整備されている。




まずはセアラを病院に連れて行かなくては。象の上のセアラはうつらうつらとしているが足首の腫れはよくなっていない。座った姿勢でいると血が下に行くのでそれもよくないのかもしれない。


「すみません」女の人が歩いてきたので声を掛ける。この人は鳥の帽子をかぶっているものの目も顔についているし腕からは剣が生えていなかった。


「何か」女はえりかのことをじろじろと見ながら答えた。


「ここに病院はありますか。それか医者でもいいんですが」


「それならこの先にあるよ。あんたも腕に剣をつけるのかい」


「いえ。友達を連れていくんです」


「どこにいるんだい。その友達」女はえりかの後ろを見ながらいった。


「ちょっと離れたところにいるんです」


「ふん。道分かるかい」


分からないと答えると女は先に立って案内してくれた。意外に親切だ。白く立派な建物の中に病院はあった。


「先生ー。客人だよ。友人を診てほしいんだと」ドアを開けるなり女の人は大きな声でいった。


「お入り。目玉は入れるなよ。うるさくてかなわん」


中には分厚い眼鏡をかけた男の人がいて、このひとの手にも剣は生えていないし目も眼鏡の奥にある。きっとこの人が医者なのだろう。


「患者はどこだい」えりかを見るなりその男のひとは言った。


「あの」どうやって説明しようかと考えていると象が「この人は大丈夫だよ。キュウ、セアラを降ろして」といって膝をついて腹ばいになった。


医者は突然あらわれた子供に最初驚いたようだったがすぐにその目はセアラの足首を見つめていた。道を案内してくれた女の人に向かって口早に指示を出す。えりかとキュウにここで待つようにいいセアラを腕に抱えるとドアを開けて隣の部屋へ出て行った。


さっきの女の人は看護師だったのかな。だとしたら運が良かった。キュウは下を見て固まっている。医者のことはここまで来る間に説明しているけど不安なのだろう。それはそうだよね。えりかはさっき象の上でキュウがセアラにそうしていたように、キュウを背中から抱きかかえて自分の背は象にをもたせかけながら地面に座っていた。象に体をくっつけると不思議と安心できた。


どれくらい時間が経ったか分からない。十五分かもしれないし、一時間といわれても信じただろう。さっきの男の人が戻ってきた。


どっかりとえりかたちの前にあぐらをかいて座る。


「あの子は運がいいな。まだ幼くて骨が柔らかいためか後遺症はなさそうだ。しばらく固定しておけば、後は少しずつ歩いて構わんだろう」


「良かった。ありがとうございます」


「なに。ここのところ腕に剣をつけるやら、目玉を外す手術ばかりだったからな。久々に医者らしいことができたわい」


「俺、セアラのとこへ行く」キュウは部屋を飛び出し隣の部屋へと駆けていった。止める暇もない素早さだった。


「構わんよ。ミキもおるから」ミキというのがあの女の人の名前らしい。「しばらくあの子は寝かしておいたほうがいい。おまえたちも今日は他に行くところがないなら泊まって行きなさい」


「ありがとうございます。そうさせてもらえると助かります」えりかはこれまで使ったことのないような大人びた口調で話していた。


「どうしてこの国の人は腕に剣をつけたり、目玉を宙に浮かべたりしているんですか」


「お嬢ちゃんは人間のようだな。あの二人は踊りの国から来たんだろう」えりかが頷くと医者は話しを続けた。


「この国を興したのは踊りの国から逃げてきたものたちだったんだよ。お嬢ちゃんも踊りの国を通ってきたのなら、知っておろうが、あの国には自由がない。朝から晩まで寝ているときも、鬼から怯え踊り続けていなければならない」


「あの、えりかです」


「何がじゃ」


「私の名前。お嬢ちゃんじゃなくてえりか」


「そうか、わしはルゥじゃ」どこまで話したかの、と呟いてからルゥは続けた。


「先人たちは自由な国を作ろうと考えた。そこで高く、丈夫な壁を張り巡らした。そして屈強な兵に国の周りを守らせた。


だが、国内の脅威はどうじゃ?国の中からおかしなことをする者があらわれてはいかん。心配は的中し、屈強な兵の中に他人を傷つけるものがあらわれた。そこで目を取り出し他の者を見張れるようにしたのじゃよ。さらにいつでも剣が使えれば安心じゃ。こうしてわれわれは完璧に自由な国を作り上げたのじゃよ」


「自分が見たいものを見ずに、他人を見張ってなきゃいけないなんて。そして自分の好きなことをする手の代わりに剣を持つなんて。そんなのとっても不自由じゃないの?」


「人間の娘よ。おぬしは何も分かっておらんのじゃ。何事も代償というものが必要なのじゃ。自由の代償がたったこれだけならば安いものだ。わっはっは」


象は無関心な目をしている。やがてえりかを見て言った。「来たよ」


ノックの音がした。




入ってきたのは両手に剣を生やし鎧をつけた兵士たちだった。


「ここに不法侵入者がいるな」


「なんじゃ。ここには勝手に入らせんぞ。誰が通報した?」


「先生、それが分かっては監視の意味がありませんよ。それにこれは自由のためです」


「えりか乗って」えりかはすぐ横で腹ばいになっていた象の背に飛び乗った。そのまま隣の部屋へ行きキュウとセアラを引っ張り上げると、えりかたちを慌てて探す兵士たちの隣を通り病院の外に出た。


えりかたちは象の背に揺られたまま街の中心部にそびえる宮殿へ入っていった。


自由の国の王はひときわ高く立派な帽子をかぶり、金色に輝く剣を両腕から生やしていた。


突然宙からあらわれたえりかを見て、さっきの医者同様に驚いた顔をしたが女の子一人だと見てとると落ち着いて言った。


「そなたが魔法を使う娘か。この国の技術力も改善の余地があるな。こんなに簡単に侵入を許してしまうとは。ここに来た目的は何だね?」


「このような形でお目にかかるご無礼をお許し下さい。私は王国の鍵を探しているのです」


「王国の鍵、とな。ここにはそのようなものがあるということは聞いておらんな」


「そうですか」えりかはがっかりして答えた。


「人間の娘よ。ないものを探したりせずにここで自由に暮らしてもよいのだぞ。そなたの魔法を教えてくれれば何なりと礼をしよう。どうだ」


えりかは象に飛び乗った。




自由の国を出るとほっとした。いつ、どこにいても見張られている気がしたのだ。


「なぁ。王国の鍵って何なんだ」象から降りたキュウがたずねる。


「私もよく分からないの」


「分からないのになんで探すのさ」


「それは」もとの世界での情けない自分を思い出して落ち込む。


「言いたくないならいいけどよ。元気出せよ。お前はそれくらいしか取り柄がないんだから。顔だってたいしたことないんだからせめて笑っとけ」


「う、うるさいね。このバカガキ」


「ほんとのことだブス」


「どっか行け。この犬のフン」


「おおこわ。鬼ばばが怒った」そういうとキュウは先に走っていった。


セアラは象の上で眠っている。治療を受けたあとでは足の腫れはだいぶ引いている。寝ている顔もやすらいでいる。


「この子たちをどこに連れて行けばいいのかしら。王国の鍵があれば願いが叶うといったよね。それならこの子たちの願いも叶うのかな」


「その答えも、きっと鍵を見つけたときに見つかるよ」


「意味不明。はっきり教えてよ」


「教えられないこともあるんだよ」


「お姉ちゃん」


「セアラ目が覚めたの」


「セアラのお願い叶ったよ」


「え」


「セアラね。足が痛いの治りますようにってお願いしたの。そしたらお姉ちゃんが来てくれたんだよ。お姉ちゃんありがとう」


「そう。良かったね」ありがとうと言われても治したのはあの医者だけど。私も一役買ってるからいいのかな。


「セアラね。お兄ちゃんとお姉ちゃんと一緒だったら、どこに行ってもいいよ。あと象さんも」そういって象の背をぺたぺたと叩く。

まいったな。情がうつってしまいそうじゃないか。きみたちは自分の状況が分かってないんだよ。といっても私もよく分かってないけど。とりあえず王国の鍵を探すことだけを考えよう。




やがて白いウエディングドレスのようなものを着た見目麗しい女性が三人楽しそうにおしゃべりしているところへ来た。


白い門の前でゆったりとした椅子に座り、机の上には紅茶のセットのようなものが置いてある。オープンカフェのようなゆったりした雰囲気だ。先に着いたキュウはちゃっかりと腰掛けてコップを手にしている。


門の内側は白く美しい教会のような建物が並んでいるのが見える。この国では白が好まれているようだ。


「遅いぞ。待ちくたびれた」口いっぱいにお菓子を頬張ったキュウがいう。


「いらっしゃい。お待ちしてたわ」三人の女性のうちの一人が艶然と笑っていった。長い緑色の髪の毛を頭の上に束ねて、後ろに垂らしている。他の女性たちもえりかを見て微笑みかける。とても幸せそうな顔だ。ここなら王国の鍵があるかもしれない。


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