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063 魔勇者は死勇者
燦々日々 弔は対峙する。
生きてきた人間の全てを知り、それ故非常なまでに賢明でありながらも、古ぼけて擦り切れ破れた黒い山高帽と燕尾服を着た男。彼は死神であり、その賢明さからはとても考えられないような汚い言葉を吐き連ねる陽気な奴だった。
もしも、仮に、起こり得る事は無いが、結城がこいつと対峙していたならば、きっと気が合う相手であったことだろう。
しかし、対峙するのは弔だった。
それ故に。
「【死になさい】」
「分かった」
四天王、ゲーデは自らの手で命を絶った。
(;^ω^)つ『活動報告』
200文字以上を謳ってても実際に200文字台で投稿ってないですよね。
でもその縛りが無かったらもっと短かったです。




