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わがまま

作者: 姫山 朔

 

 曇る空に問いかけてみた

「あなたはいつか、晴れるのかな?」

 冷えた風に問いかけてみた

「あなたはいつか、春を届けるの?」


 答えなど、期待してない

 けれど問うの

 空を見上げて

 風を感じて

 今


 昇る太陽に呟いてみた

「あなたはいつか沈むのでしょう」

 夕焼け空を見上げて思う

「なんて美しい空なのか」


 誰も答えてはくれないけれど

 私は言葉を口にする

 日の光を感じて

 瞬く星に目を細めながら

 今


 誰かのためにだとか

 自分のためにだとか

 そんなことは関係なくて

 ただ紡ぐ、ココロ

 言葉


 私の声は小さいけれど

 信じているの

 いつかきっと

 誰かに届くことを


 寂しさだとか虚しさだとか

 そんなことばかり詠ってるけど

 偽りを詠いたくない

 私の我が儘


 それは本当の気持ち


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― 新着の感想 ―
[一言] そう、誰に届くでもない言葉、想いは少し切ないけれど、偽らざる自分の気持ち。 どこかしら無力感を感じる詩なんだけれど、思わずにはいられない、偽らざる自分の気持ち。  いろんな想いが交錯する中…
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