大きな助っ人
和樹「おいおい‥‥幻獣にまでなったかよ‥‥怖いもんだ」
ミクニル「お前は‥‥伯が精霊になったと言っていたな」
和樹「いや俺じゃないんだけど」
ミクニル「あいつは精霊じゃない ただの人間になった‥‥私の力が完全に抜けたんだ 私は完全だ‥‥」
和樹「はいはい 御託はいいから」
ミクニルは和樹の後ろをとった だがノームの岩の壁が攻撃を阻む
和樹「今のお前は俺に触ることすら無理だ。さっきはあそこまで早くなるとは思わなかったからな‥‥ 」
ミクニルは岩の壁に触ると粉々になった。和樹は距離をとった
和樹「さすが無の力と言った所か」
和樹は伯との戦闘で消耗しきっていた。体が震えて攻撃も届かない。するとミクニルの右肩がいきなり破裂する
ミクニル「なんだ?」
右にはユクリがいた
ユクリ「いけませんよ‥‥ここは精霊王達の集いの場です そこを汚されては困りますな!」
ユクリは波動砲をミクニルに撃つ だが1発当たればミクニルはそれを避けていきユクリに近づいていく。
だがユクリは動じない むしろ微笑んでいた。和樹はそれが不思議でしょうがなかった。
ユクリ「もういいでしょう!お願いします!」
「了解」
ミクニルの周りを光の剣が舞っていた
「放て!」
光の剣は法撃を放つ、ミクニルはそれを受け怯んでいた
「いやいや‥‥まさか自分がこんなところに来るとは」
和樹は驚いた たしかに死んだ だがここで会えるなんて思ってもいない
「久しぶりだな‥‥和樹」
和樹「あぁ、久しぶりだな シド 」
そう まだ和樹が独り身だったころの親友 シドである。アラナミとの戦闘で死んでしまったが ここで会えるなんてとは思ってなかったようだ
ミクニル「シドォ‥‥」
シド「これは 坂三浦 久しぶりだな」
ミクニルはシドに瞬間で攻撃するが避けミクニルを切りつけた
ミクニル「私に攻撃は効か‥‥なに」
シドが切りつけた 横腹が回復しない、先程のユクリの爆破されて右肩も回復しなかった
ミクニル「な、なぜだぁ!私は無の精霊だぁ!なぜだぁ!」
シド「無?だからどうした‥‥ここは死んだ世界だ 自分の能力なんて変えれるのさ‥‥坂三浦‥いやミクニルは精霊でずっと生きている」
ミクニル「なにぃ!」
シド「そして和樹は生きている 死んでないんだよ 歴代達が生き返ったから」
和樹「‥‥」
シド「いけ!お前にはやるべき事があるだろ!」
和樹「ありがとう!ユクリ行くぞ!」
ユクリ「いえ‥‥私はここの支配人‥‥あなた達の帰り そしてあの者を還すのも我が役目 どうかお気を付けて」
和樹「ふっ!待ってろよ!」
シド「さぁ!決着を付けようか 坂三浦!」




