表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
精霊世界 3rd  作者: ココロン
10/13

彪の行方 そして霊王の誓い

目が覚めるとそこはベットの上、記憶が曖昧で覚えていることは老人と話したことだけ ゆっくりと体を起こすが体に激痛が走る


伯「ここは」


神無「起きたか‥‥ここは3年後の精霊世界だ」


伯は驚いた まず一つ目がなぜ歴代が生きているのか そして3年後という言葉が1番引っかかる


伯「まさか」


神無「そう 君には言ってたなかったがあの世界は1時間は1年なんだ あそこにいる人間はあまりにも歳をとることは無い そしてあの世界にきた 君もだ」


伯「てことは 彪くんは!?」



悠太「残念ながら 彼はここにはいない」


悠太が扉から出てきた 悲しそうな顔をした


伯「なぜ?」


悠太「あいつは デルコに殺された」


そう1年半前 デルコと会い 戦争になった精霊達は永遠と戦っていた。 倒しても倒しても数は減らず死人が増えていったのは自分達の方だった。


悠太「そしてある日 彪が一人でデルコに立ち向かった アイツは今までの全力を出して戦った でも奴はやっぱりとんでもない 力量が違うんだよ 俺でさ 震えが止まらなかった 今まで色んなやつと交えた俺でさえ」


和樹「それはてめぇが軟弱だからだよ!」


和樹は悠太に蹴りをいれた


和樹「てめぇが周りを見てねぇから死人が増えんだ! ふざけるなよ 震えが止まらねぇ?俺だってそうだ! 伯! 霊王の紙!見せてみろ」


伯「なんでそれを!?」


和樹「ここに来る前にマクスウェルにあった 」


伯はマクスウェルから貰った霊王の霊符を見せた


和樹「なるほどな〜 こりゃ〜秦王とも関わりあるかもな。とりあえず 彪は死んではいない 死んでたら上に来るはずだ あいつはどこかで生きている」


悠太「!?」


和樹「覚悟しとけよ 悠太」


悠太「あぁ」


和樹「とりあえず 伯 お前はあの言葉を言え。そして霊王と対話してこい」


伯「分かりました 「霊王の力ここにあり」」


伯は唱えると どぷん!と水底へと落ちていく


伯(息が‥‥)


と思ったが意外に出来た 呼吸も普通にでき奥深くへと潜った すると鎖で縛られた 黒く染まった巨人がいた 龍の様な顔つき すると目を覚ましたのか伯を睨む


「貴様は?」


伯「僕は伯と申します あなたが霊王ですか?」


霊王「以下にも 我は霊王 真の名は教えぬ 何故ここに来た」


伯「あなたの力を貸していただきたいのです」


霊王「我の?」


伯「はい」


霊王「良かろう だが一つだけ条件がある」


伯「条件?」


霊王「貴様は私に対価を貰おう そうだな〜 貴様の寿命でも貰おうか 10年分」


伯はゴクリと唾を呑んだ それでもこれはデルコを倒すためと決心した


伯「分かりました 10年分渡しましょう」


霊王「良かろう」


伯はすっと目を閉じ開けた


すると草原にまた立っていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ