part5 時凪
時凪の跡継ぎで戦うことになったスバルとスバルの兄
さて戦いの行方は・・・
夜
スバル一家の男子勢は庭に出ていた
「いよいよじゃの」
じいちゃんは何かニコニコしている
「そうだね、でも兄ちゃん戦えるのかよ?」
兄は振り向くと
「久しぶりだからわかんねぇけど、まぁできるだろ」
「えっ兄ちゃん稽古したことあるのかよ?」
「まぁな。いちを兄だしな」
「意味わかんねぇよ」
すると父が手をパンパンと叩くと
「はいそこまで。後はこの後の楽しみで」
「そうじゃの、そろそろ始めるとするかの」
そうゆうとじいちゃんは半径10mくらいの大きな円を地面に書き始めだした
「二人とも木刀を持ってきなさい。あと準備運動もしっかりしとくように」
父が腕を組んでそうゆった
「おう、わかった。でもこんな兄すぐおわるぞ」
スバルは兄に対して挑発をした
「おいスバル、その言葉そのまま返すぞ」
兄も負けずといった
「まぁ早く木刀を持ってきなさい」
2人は声をそろえて
「わかったよ」といった
2人は木刀を持ってくると地面にはきれいな円が書かれていた
「おっ来たな。じゃはじめるぞ」
「そうじゃの準備はよいな?」
「おう、ばっちりだよ。まぁ、すぐ終わるさ」
「ゆってくれるな、でもお前一撃でもくらったら負けだぞ」
「知ってるよ」
「じゃそろそろ始めるかの、2人とも円の中に入りなさい」
2人は円の中に入った
「この円から出たら負けじゃ、それとスバルは一撃でもくらったらまけじゃいいな」
スバルは息をスゥーと吸うと
「おし、いくぜ」
スバルは気合を入れた
「俺もやるか」
兄も気合を入れた
「それでは、はじめ!!」
スバルは行き良いよく向かって行った
兄も向かっていった
スバルと兄の木刀が触れ合った
2人は木刀で押し合った
「久しぶりだから力がはいんねぇ」
兄は歯を食いしばると木刀で振り払った
スバルは木刀を引いて態勢を整えて、すぐ兄に向かっていった
スバルは兄に向かいながらジャンプをした
2〜3mは飛んでいた
「ジャンプ力すげーな」
兄はスバルを見ていた
「じゃ次俺の番だな」
スバルは握った木刀を横向きにして顔の前に持ってくると
「いっくぜ、影討」
スバルはすっと消えた
「何?」
兄は辺りを見た
でもスバルの姿はなかった
「ここだよ」
兄は声のほうを見るがどこにもいなかった
「こっちだって」
兄は後ろを見るとスバルがいた
スバルは木刀で兄の首本を叩いた
兄はそのまま気を失って倒れた
「勝負あり!!スバルの勝ち!!」
じいちゃんは大声で言った
父は兄の近くに行くと
「おい大丈夫か?蘭?」
蘭とは兄の名前である
「んっん痛ててて」
父は倒れた兄に肩を貸して家の中に入った
「よくやったなスバル」
「まぁ余裕だよこれくらい」
「そうじゃの。ほれこれをもっていきなさい」
じいちゃんはスバルに『時凪』を渡した
「へへ、ありがとな、じいちゃん」
時凪を持つと何かいい気分がした
時凪の鍔にはとても美しい狐か彫られていた
「なぁじいちゃんなんで狐なんだよ?」
「さぁのなぜじゃかの」
じいちゃんは知らなかった
「まぁ良いではないか」
「そうだね。ふぁ〜ねむ」
「そうじゃのそろそろ寝るとするかの」
スバルとじいちゃんは家の中に入って眠りについた
後1話で旅に出れそうです