開戦 「先祖の親友は子孫でも親友」
皆さん初めまして、僕は石田光成と申します。
いえ、三成ではありません、光成です。
かの有名な三成公の子孫だと言われていますが…、それは定かではありません。
さて、早速ですが、これから僕が通っている学校を紹介したいと思います。
まず、校名は「私立戦国学園」。
いえ、戦国時代ではありません、現代です。
勿論、武士が居たり出陣したりするわけではありません。
列記とした学び舎です。
そして、この学園には有名な戦国武将の子孫だという方々が通われています。
まぁ、本当のことかは分かりかねますが…。
「みっちゃ~ん!」
後ろから叫びながら駆けてきたのは、直江兼継。
例に漏れず兼続公(兜の”愛”で有名な方)の子孫、そして僕の親友です。
因みに、ご先祖様の三成公と兼続公も親友だったそうです。
「けん君、煩いです」
「酷っ!というか、その呼び方止めてよ!」
憤慨するけん君、何がいけなかったのでしょうか。
そんな僕の心情を読み取ったのか、けん君はムスッとしたまま口を開きました。
「俺の名前は直江兼継!か・ね・つ・ぐ!」
「?はい、そうですね」
けん君の言いたいことがさっぱり分かりません。
「だぁ~~~から~~~!!”けん”じゃなくて兼継!」
一体何度言えば気が済むのでしょうか、それともそれほど大事なことなのでしょうか。
「では、かね君が良いですか?お金大好き人間に聞こえますが…。あぁ、何なら愛君でも良いですよ」
「だが断る」
幾つか提案をすれば、けん君は即行で返してきました。
これでもう暫く、けん君はけん君のままになりそうです。
「けん君、この際僕の呼び方も変えてください」
「だが断る」
そしてもう暫く、僕の呼び方も変わりそうにありません。
歴史を勉強するために書き始めた、自己満足小説です。
といっても、ほぼ歴史と関係ないので意味は無いですが(汗)
ということで、ほぼフィクションですw
しかし、三成と兼続が親友だったのは事実みたいです。
ネットで調べたので、定かではありませんが…orz
最初に出てきた石田三成、実は結構好きだったりします←
というわけで、相変わらずの亀更新ですが、どうぞ末永く宜しくお願いしますm(__)m