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染岡高等学校
「これが染岡高等学校か。思ったよりも日本の高校と大差ないな。というか昇降口とかどこなんだ?」
さっそく学校に到着したが昇降口がわからないため昇降口探しから始まるという学校生活の先が思いやれるスタートの切り方をした煉であった。
「あっここかな。って見つけても俺の靴どこに入れるかわかんねぇじゃん。仕方がない職員玄関から入るか。嫌だなぁ。」
とまたどこあるのかわからない場所に向かって歩きだす。
「お、これかな。なんか俺の高校の職員玄関と大差ないな。」
と言いながら、煉は扉に手をかけたのだった。
「すみません。僕霧島煉といいます。」
そしたら事務員のおばさんいやお姉さんって感じの雰囲気の人がやってきた。
「ああ君が霧島煉くんか、事情は聞いているよ。でもね、事情が事情でも初日から遅刻とは良くないことだよ。」
「え、はっはい。」
とさっそく叱られてしまった。しかし、煉はまた学校という場所に来れたという事実にちょっと感動していた。異世界でも学校にきているんだなと思うとなぜか安心感が胸から湧いてきたのであった。
「君の教室は1-3組だよ。といっても君は今日初めて学校に着ているから場所わかんないよね。それじゃあ案内してあげるよ。」
「助かります。」
煉は頭を軽く下げて先生の後をゆっくりとついていった。




