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リバース四日目

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

煉はカオルによって生成された、氷をぶん殴った。普通のパンチなら、この氷は破壊できないはずだ。しかし、氷が割れた、いや、消え去った。


「っしゃあ、なんとかなったな。」


「ッチ」

カオルは何が起きているのかはわかっていないが、この状況を打開できるものではないと判断した。そのため、また氷の槍を生成していた。


「何発だってかかってこいやああ。」

煉は今さっきの能力が何なのか理解していたからこの行動ができていた。


つい数分前、この世界は終わったはずだ。しかし、何故か時間が巻き戻って、カオルとの戦闘シーンに戻ってきている。

そうここでは煉は能力を覚醒させる場面、今はいわば主人候補状態のはずなので、無茶しても問題ないはずだ、しかも、そのうち、ゼロがやってくるはずなので、更に無茶をしてもいいような状況だ。


「やっつけてやろうじゃねえあ。」


「はっ?何言ってやがるンだこいつ。状況がわかってねえのかよォ。ザコがぁ。」

所詮あいつは"とある"に出てくる第一位みたいなもののはずだ、俺の拳なら、対抗できるはず。


「やっつけてやんよ、最弱があああああああああああああああああああ。」


次の瞬間無数の氷の刃が現れた。しかし煉は怯えることはなかった。


「触れちまえば、問題ない。」


そして飛んできた、氷の刃に触れ、全て消し去った。曲がったり、速度的に間に合わなかったりしたりするやつもあったが、比較的軽傷で突破できた。


カオルとの距離は約10m、全力ダッシュでぶん殴りに行けば間に合うはず。


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。」


カオルは足踏みをし、地面を壊して足場を悪くしようとしていたが、その行動を煉は先読みして、手を地面につけていた。

衝撃波は物理現象に近いが所詮は異能のおかげだ。衝撃波がこちらに来ることはなかった。


「ッ??」


「喰らえ、クソ野郎があああああ。」


カオルは、状況がわかっていなかった。それほどまでのイレギュラーが起きているのであった。


(おかしい、あのヤロー、さっきまで、ナイーブになっていたはずなのに何があった。)


「おおおおおおおおおおおおおおおおおお。」

煉は思いっきりカオルをぶん殴った。カオルは吹き飛んだ。


「?」

(何が起こった?)

力を操れるカオルは殴られても反射させて無傷でいれるはずだった、なのに攻撃が能力を貫通してきた。本来ならありえないことだった。

そのため、カオルはますます、理解不能状態になっていった。


「テメエ、ぶっ殺してやる。」

カオルは地面を蹴り、あらゆる力を使って、豪速で煉に殴りにかかった。

しかし、煉はそれを見越してかあらかじめ、拳を前に突き出していた。


「ゴブ、」

豪速で拳に衝突したため、カオルはとんでもないダメージをくらってしまった。


「テメエ、覚悟はできてるんだよなァ。」


「そんなものとっくに出来てる。」


「ああそうか、じゃあ遠慮なくやってやるよ。」

次の瞬間、カオルの周りに竜巻ができていた。


「これも触れれば問題ないやつかな。」

そう思って触れようと思ったが、竜巻が物を浮かべていたため、消したあとに吹き飛んでくるのも問題になってくるため、不用意にさわれないことに気がついた。


「あ、っちょ、っちょっと待てお前。」

竜巻は大型商業施設を飲み込む勢いで大きくなっていた。


「っちょ、アリス逃げるぞ。」

アリスの手を握って、全力で壊れた壁から外に出ていった。

外に出たときには竜巻は大型商業施設の壁を大量に空中に浮かべていた。


「あれはまずいって。」


「アリスなんとかならないか。」


「いきなり妾に任せるな!あんなのどうしようもないぞ。」


「よし、逃げるぞ。」

竜巻も圧倒的回転数で、周囲の建物も巻き込んでいた。

そしてために溜め込んだ瓦礫を...竜巻を終わらせる事によってばらまいた。


「っちょ、やばい、ヤバイヤバイヤバイ。」

無差別に吹き飛んで来る、瓦礫たちをうまい具合に避けながら、カオルから逃げていった。


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