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「いや〜、どうしようか。」
二人ともボロボロのため、他の場所に行くことはできなそうだ。ひとまずは、救急車とかそういったものが来そうな感じがするので待つことが一番だろう。
数分がたった。去ろうとしていたゼロがこの場にいるというのがシュールな感じである。
しかし、それ以外にも何かがおかしい。こんなにも建物が突如として破壊されているのに、町の警察も消防も何も来ていないのは不自然だ。しかも周りが妙に静かだ。
「「?」」
ゼロとアリスは異変のもとに気がついたみたいな反応をしていた。
「なあ、何が起こっているんだ。」
この瞬間、前に異世界転生するときに感じだ世界が反転するような感覚がした。
それと同時にそれが金色に輝き始めた。
「いったい何が起こってるんだ。」
「妾もわからないのだ。ゼロわかるか?」
「・・どうやら、この世にいない存在、しかも人でもない存在が来たようだ。」
「人では無いとはどういうことなのだ。」
「どうやら我々天界人よりも上の存在、異世界の神が来たそうだ。」
「イヤイヤイヤ、ほんとにちょっとまって。」
煉は二人の会話に一切追いつけい。
「どうやら向こうはまってくれないそうだ。」
ゼロは金色に輝いた空のほうを見ている。
「いや、相手が神なら我らの長ゼーズ様がなんとかしてくれるはずだろ。」
「どうやら、ゼーズも、もうやられているようだ。」
「ゼロ貴様何を言っているのかわかっているのか。」
「ああ、わかっている。」
「ゼーズって誰?」
「簡単に言えば、ゼーズは最強だ。たとえ、どんな能力を持っていても叶わない。」
「それって、アリスの能力とかもか?」
煉は首をかしげている。
「そうだな、本物のロンギヌンスの槍でも上書きでも、勝てない。そんなやつだ。」
当然の出来事過ぎて何も理解できない。いや、理解できる方がおかしい。
「とりあえず、外の様子を見よう。」
そう言って、ゼロは軽く手を払った。その瞬間壁が根こそぎぶっ壊れた。
「え?」
ゼロの規格外なことの様子を見ても、今の現象の情報が完結していないため、あまり驚かなかった。
そして同時に視界に入ったのは、神々しい空に一人の男が浮いている風景だった。
男はスーツの上にヒマティオンを着た、異様な見た目だった。
「どうやら、反使徒連合の仕業らしいな。奴らも予想とはだいぶ異なっているようだが。」
「俺様の名はメシィヤ。」
かなり遠くに居るはずなのに、声が聞こえる、いや、音で聞こえているのではなく脳に直接語りかけているようだ。
「俺様はこの世界にようはない。だが、この世界は歪み過ぎている。そうだ、この俺様がこの世界を本来の姿にしてやろお。」
とても上から目線であるが、煉たちには立ち向かうすべはないようだ。
「ああ、そうだな、これから俺様が行使する能力ぐらい説明してやろう、俺様の能力は”この小説に書き込める”といった能力だ。ではさらばだ。」
そしてこの世界は終わった。
この小説は終わった。
・・・いや、一つ訂正しよう、一つだけ残っていたものはあった。
その名は、
セントラル・プラトン
本当にこの小説「ある異世界の学園都市のアーカイブⅠ」はおしまいです。「Ⅰ」はおしまいです。




