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初めての二人前の朝食作り
「というか、朝ベランダに少女がいるって、この展開どっかのラノベで読んだことあるな。」
と日本にいたころ読んだ小説のことを思い出していた。
「まあ、確かに学園都市、超能力、魔法の段階で似てる点多いけどさぁ。っま似ているって言っても、あてになるわけないよなあ。」
「そんなことよりも朝飯作らないとな。」
っとキッチンに向かい、冷蔵庫を開け、まだ結構残っている食材を適当に眺め、何を作るか考えているのであった。
「妾はフレンチトーストを所望するぞ、人間。」
「んなもん無理に決まってるだろうが。」
「つうかさぁ、俺には霧島煉って名前があるの。これから世話してやるんだからせめて煉とか名前で呼べよ。」
「仕方ないな、それじゃあ霧島とよんでやろお。」
「なんで間を取って苗字になるんだよ。っまいっか。」
っと、いろいろと思うことはあるがこの少女、アリスがこれから居候として居るわけだから飯を二人前作らないといけなくなったのであった。
料理を作り終え、皿をテーブルに置く。
「ほれ、飯だ。味は保証しないがな。」
「なに、これは何だ?」
「一応オムライスのつもりだ。」
「これをまじで言っておるのか?」
「文句言わずに食え、さもないとお前の朝食は抜きだ。」
いろいろとアリスは文句を言っていたが、一応食べてくれた。




