突然の出来事
「ふゎ〜〜いい日差しだ。知ってる天井だな。ってそりゃそうだな。」
昨日のうちにこれから学校が臨時休校となることの連絡がされているため、煉は今日から何をしようかと考えてることにしたのであった。
「っまとりあえず町の散策とかそういうのでいいかな。」
っと独り言を言いながらベランダの方へ目を向けた。
その時煉の目には少女がうつっていた。
「え?は?」
「っちょどういうこと?え、とりあえず入れたほうがいいのか?」
と戸惑いの声を漏らしてしまった煉だがとりあえず部屋の中に少女を入れたのだった。
「っちょこれ犯罪とかそういうのにならないよな。」
と少女に聞こえないように呟くのだった。
「おい、そこの人間、妾は超賢者アリス・プラ・ソクラティだぞ。」
「え?っちょ何言ってるんだ?」
え?確か超賢者アリス・プラ・ソクラティは大人だったよな。あの観光本にも写真載ってたし。じゃあ何だそういうお年頃なのか?
「何を考えている人間。妾こそアリス・プラ・ソクラティ本人だぞ。」
え、大丈夫なのこの人、病院いったほうがいいんじゃないの?
「誰に向かって病院に行ったほうがいいといっておるのだ。」
あれ、さっきからこいつ俺の思ったことに対して答えているな。
「そうだ、そのとおりだ。妾はアリス・プラ・ソクラティだからこそお前の思考ぐらい読めるのだ。」
「それじゃあ”超賢者”さんよぉ、なんでそんな姿でいらっしゃるのでしょうか?」
「そ、それは、・・・{その質問には私が答えましょう}」
「え?誰?」
突然、少女の瞳が淡く光る。
「{この子は私が作り出した存在です。私は"傲慢の堕天"ノオにやられてしまい、体を保つことができなくなってしまいました。そのため私の能力と知識をこの子に一時的に”上書き”させてもらっています。そのためこの子は私、アリス・プラ・ソクラティ本人で間違いありません。}」
「それじゃあこの子はあなたと同じ能力が使えるのか?」
「{はい、確かに同じ能力は使えますが、力の大半は私の復活に使用しているためこの子は私の大体千分の一ぐらいの力しか使えません。}」
「千分の一・・・。それでもやべぇ強さなんだろうけどな。。というかなんで俺の部屋に来たんだもっと安全な場所とかあっただろ。」
「{ええ、確かにもっと安全な場所もあるかも知れません。しかし、あなたは今カッシウスとノオに目をつけられた存在なため、いざというときには世界一安全な場所になる、と判断して、ここを選びました。}」
「おいおい、それってどういうことだよ。」
「{世話の焼ける子だとは思いますが、よろしくお願いします。}」
っと少女の瞳から淡い光がなくなり、元の少女の姿に戻っていた。
「どうじゃ、だから妾はアリス・プラ・ソクラティだとわかっただろ。」
「あ〜〜超賢者さんよぉ、もっと性格がいいのにしてくれよお。」
文句を言いながらも、こうして煉の愉快な異世界生活が始まったのだった。




