事後処理
「先生って結構戦えるんですね。」
「いや、こいつがパワードスーツも兼ねていたから、なんとかなっていたな。」
とカリスは自分のスーツをつまみながら言っていた。
「え、それが、パワードスーツなんですか?」
煉は思わず二度見してしまった。
いや、もっとメカメカしいやつだと想像してたんだけど。なんか普通の服すぎない。
「こいつは、魔法診断の時に言っていた、私が開発したものだ。普通のは、君が想像しているようなメカメカしいぞ。」
と、カリスは笑いながら、肩の辺りを軽く叩く。
「それって、何で、できてるんですか。」
「確か、魔力合成繊維とか言ったやつだったけな。まあ、まだ正規品ではないがな。」
「はは、さすが先生。(そんなんで勝てるのかよ)・・・というか、校舎大丈夫なんですか?」
「はは、あれはもうだめだな。元からボロかったから立て直すいい機会じゃないか。っま、うちの高校、下の方の部類だから問題ないだろ。」
「え?」
「ん?」
「ちょっと待て、それじゃあ俺勝手に下のランクの高校に入れられていたの?」
「まあ、そういうことだな。」
「というか先生優秀でしょなんで下のランクの高校なんかにいるんですか?」
「ああ、昔は大学とかで研究してたけど、よく実験で施設を吹き飛ばしていたから、どこにも受け入れてくれなくなっただけだよ。」
え?もしかして思ってたよりもやべえ先生だったりするのかよ。
「というか俺の学生ライフどうなるんだよ。」
「うちの高校クラスだったら、臨時休校でしばらく学校はなしになるだろうな。」
っと、まさかの学校生活はまともなスタートを送れないようだった。




