ロンギヌンスってなに
「そういえば昨日、俺の通った道に銃弾の跡があったりしたけど、もしかしたらドレッドのせいだったりする?」
「そうだね、あいつの能力《砲撃》は銃弾とか砲弾とかを打てたりする能力だからあってると思うよ。」
煉は吹き飛んだ校舎の壁を見つめ、背筋が寒くなった。
「砲撃って、つまり遠距離攻撃仕放題みたいな感じなんか?」
カノンは無言で頷いていた。
「というか田中とか大丈夫なんか?」
「そっちも気になるけど、今は逃げることを優先しなきゃ。」
納得がいかないこともあるが命有ることが一番、大切なので、仕方がないと割り切るしかない。
ようやく校舎の外に出ることができた。
「ふぅ、とりあえず危険地帯は出れたってことでいいのかな。」
「なにか、おかしい。」
「え?まだなにかあるのか?」
「これまでのドレッドの傾向からしたらおかしいことだらけだよ。ドレッドと言ったら遠距離から恐ろしい量の砲撃をおこなってくるからこそ恐れられているのに、全く砲撃をしてこないのはなにかおかしいのよ。」
カノンのいった通り昼の一撃以降一発も砲弾が飛んできていないのだった。そのためドレッドがどこに居るのか、教員たちはわからなくなってしまったのであった。
「それじゃあ、ドレッドは意図的にいつもとは違ったやり方で目的を果たそうとしているわけか?」
「そうかもしれないね。」
相手の異変に気がついても、煉はそんな戦闘力なんてないため、おとなしく避難をしようとしたとき眼の前に軍服を着た男がいた。
「あ、あの黒士さん、あの眼の前に居るのはもしかして。」
「ドレッド・ノートンだね。すごくまずい。私たちじゃ太刀打ちできない。」
と、その時ドレッドが口を開いた。
「おい!、貴様ぁ!!、昨日ロンギヌンスの槍を盗んだだろぉ。」
え?ロンギヌスの槍じゃなくてロンギヌンスの槍?
「え?あの錆びたやつのこと?」
「そうだ!、貴様ぁ!!、ロンギヌンスの槍が、どんな力をもっているのか知っているんのか?」
「え、ただの錆びた槍じゃないの?」
「ええい、貴様ぁ!!、ロンギヌンスの力を知らずに盗んだのか。あれは、忌まわしき十二使徒どもを根絶やしにすることができるものだぞ!!」
そんなにすごいものからそこら辺の道に落とすなよ。というか十二使徒ってなんだ?
「え、でも今そいつ持っていないぞ。というか、なんで俺が持っているって特定できたの?」
「反使徒連合を舐めるなぁ!!そのぐらい余裕でわかる。さあ差し出せ!!。」
「いや、だから持ってないって言ってるじゃん。」
「そうか、なら今すぐ取ってこい。さもないとお前の隣りにいるやつを殺すぞ。」
その時、一人の女性がモンスピードでやってきた。
「くたばれクソやろぉ!!!!」
ドレッドは反対側にあったビルに蹴り飛ばされた。
「先生。きてくれたんですね。」
「うし、後は任せろ。」
煉は異世界初の能力者バトルを目にするのであった。




