"事件発生""事件発生"
すみません、これから多分、残酷な描写が入ってきます。
「いてててて。いったい何が起こったんだ?って、は?」
耳鳴りが止まらない。鼓膜が破れそうなほどの衝撃音のあと、煉の視界に広がっていたのは
爆破された校舎だった。壁は吹き飛び、窓枠はねじ曲がり、火災が起こり、黒煙が立ちのぼっている。
「え?は?どういうことだ。なんなんだこれ。」
「こっちにきて煉くん!早く!」
「な、なんでお前、こんな状況で落ち着いてんだよ。」
「わかんない、でもなんか恐怖よりも助けなきゃって思いのほうが大きいからかも。」
ととても勇敢なカノンを見ながら、なぜこうなったのか考えてみた。
確か錆びた槍に触ろうとして、こうなったよな、じゃああの槍のせいなのか?
「あ、先生どうなってるんですか。」
「カノンか、無事でなりよりだ、煉も生きてるな。いいか、よく聞け。やつらが来た。」
「・・・そうですか。」
「奴らって誰だよ。」
「お前まさか、知らないのか反使徒連合を。まあそんなことは今はいい。いったい奴ら何が目的だ?」
なんか厨二ぽいい組織が出てきたけど、とりあえず状況からわかることは結構まずい連中なんだろうな。
「爆撃ということは、ドレッド・ノートンでしょうか。つい昨日ドレッドが戦闘した跡が付近で見つかっているとニュースで出ていましたし。」
その名を聞いた瞬間、カリスの表情がわずかに強張った。
「まずいな、あいつが来たらこの校舎が跡形もなくなってしまう。早いところ避難させなくては。きみらは早いところ校舎を出て案内に従って避難しろ。後のことは教員に任せておけ。」
「先生って戦えるんですか。」
「舐めるなよ、ガキ。私を誰だと思ってる。さあ、早く避難しろ。」
煉とカノンは急ぎ足で校舎の外に出るのであった。




