友達できるか
煉はとりあえず最初は様子見からいこうと思っていた。そう別に陰キャだからじゃない。というか日本にいた頃は中間といった感じのポジションだったため別に会話ができないのではない。また、煉には仲良くなれそうな人は直感的にわかるので焦る必要はないと判断したからだ。
その時、突然声が飛び込んできた。
「ヤッホ〜!私、黒士カノンっていうんだよ!」
煉は思わずビクッとなった。
突然話かけられてびっくりするだろ。
「よっよろしく。」
「いきなり話しかけてごめんね。」
自覚あったのかよ。
「特に大丈夫です。」
ふと気づいた。黒士どこかで聞いたことがあるような。そうだ、黒士ってたしか超賢者黒士ゼロってやつと同じ苗字だ。え、もしかしたら超賢者のお子さんだったりするのか?
「黒士って。」
「ああ、そうだよねみんな気になっちゃうよね。そう私超賢者黒士ゼロの子供だよ。」
まじか。
「と言っても身寄りがなくなった私を引き取ってくれたのがゼロ義父さんでね。だから両親は別にいるらしいよ。」
らしい?なんか引っかかるな。まるで両親が別にいることを後で知ったみたいだな。考えすぎか?いや、でも不思議な気分だ。
煉は少しだけ間を置き、黒士カノンを見つめるのだった。
「そんなこと聞いちゃって良かったのか?」
「うん。今は気にしてないから。」
その後、カノンの協力がありクラス全員の名前を聞くことができた煉であった。




