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学園モノが書きたかった  作者: 不眠の民
1/1

平凡な少年の平凡な日常

えー『自分の発言には誠意を持て』と一喝のほどをいただいたので、投稿することにしました。

前回のあとがきの発言はノリで書いたものなのですが…。

まさか本当に投稿することになるとは。

ホント…不用意に発言をするものではないですね。

というわけで、渋々、後悔しながらこの小説を公開するのですが。(しょうもね)

最初に言います、処女作です。

これが私の、処女作です。

私はこれを半ば…というか完全なるノリで書いたのですが…何なんでしょうか…ホントに不用意に行動するものではないですね。

後悔はしていませんが、人間何がきっかけになるか分かったものではありませんね。

人生には本当に分岐点なるものがあると感じさせられました。

なので人生、生きていれば自ずと自分の趣味、楽しいことが見つかります。

皆さん、明日を案じて精一杯生きていきましょう。

そして、不用意な行動はしないようにしましょう。

【プロローグ】

「技術行こうぜ」とある学校の休み時間。

一人の生徒の言葉を皮切りに、次の授業の教室へとほかの生徒たちが移動を始める。

あっという間に教室には机に突っ伏した少年一人以外誰もいなくなった。

少年は顔を上げ、教室に自分以外誰もいなくなったことを確認すると…

(ガタッ)

椅子から勢いよく立ち上がり…片目を押さえて…

「…フッフッフッ、我の力に恐れおののき、人間共は逃げて行ってしまった…

アッㇵッㇵッ…愚か、実に愚かなり!!(キーンコーンカーンコーン)

……… ヤッベ…」少年は悟った。


【平凡な少年の日常】

少年、天星剣志あまほしけんしは絶望した。このような状況を作った自分を許してはならないと決意した。

だが、剣志には常識しか分からぬ。

剣志は平凡なこと以外取り柄のない、高校生である。

それ故、遅刻ということには人並みに罪悪感を覚えた。

「ハァ…ハァ…ハァ………」

ただひたすらに走った。一秒でも早く、教室に着くために。


天星剣志あまほしけんし。その少年はただただ平凡でつかみどころのない少年だった。

剣志にとって平凡は唯一のステータスなのだが、剣志はそれを嫌っており、日夜、キャラ作りに励んでいた。

先程の教室での言動も、キャラ作りの一つで中二病キャラを習得しようとしていた。

習得しても黒歴史になるだけだと思うが…

(ガラガラガラ)

「……………ハァ…ハァ…ハァ……遅れました」

教室に着き、ドアを開ける。遅れてきた剣志に向けて、教室中の人間が視線を注ぐ。

「『遅れました』じゃないだろ!まずは謝罪が先だろ普通は!」

男性教師が喝を入れる。剣志にはすぐさま「すいません」と頭を下げ、謝罪の意を示す。

「…まあいい。早く席に就け天星。説教は放課後する」

教師は溜息をつき、剣志の席を指さす。

剣志は足早に席に向かう。

「よーし、全員揃ったな。じゃあ授業始めるぞ」

「先生、まだ一人来てませんよ」

一人の女子生徒が再び授業を妨げる。

「本当か?誰だそいつは」

男性教師が確認をとっていると…

「(ガラガラ)私です!」

遅刻したとは思えないほど堂々とした佇まいと明るい声で、その生徒は来た。

誠意の「せ」の字も感じない態度。これは説教の一つや二つではすまされないであろう。

教室は静まり返った。生徒の態度に、ではなく、その生徒自体に……。

「に、新島くん…君が遅刻だなんて…」

遅刻生徒は新島葉月にいじまはづきという女子生徒。

「えへへ…廊下で怪我をしていた生徒がいたので、保健室まで連れて行ったら遅れちゃいました!」頬を搔きながら、遅刻の理由を話す。

反省の色をまったく感じないが、一応これでも優等生である。

その態度に男性教師は顔を赤らめた。

そうなってしまった原因は葉月のふざけた態度にあるのではない。

前述すると、葉月は美少女であったからだ。

彼女を美少女と言われる所以は幼い容姿にある。

程よく大きく、丸いブラウンの瞳。透き通った白い肌。

ショートボブの流れるようになめらかな茶髪。

笑顔は十二分に愛嬌を持ち、身体はある一定そうは発狂するであろう摩擦抵抗完全無欠のゼロの体型。

上記の通り、葉月はこの容姿に加え、優等生なのだからこの学校では葉月ファンなる謎の集団…あるいは宗教があるのだとかないのだとか…。

ここまで言えば、男性教師が顔を赤らめるのも無理はないだろう。

「先生、大丈夫ですか。顔が真っ赤ですけど?」

葉月が心配し、男性教師へ近づく。

「あ…ああ!大丈夫だ、問題ない」

口ではそうは言っているが、葉月との距離が一歩、また一歩と近づく程、心臓の鼓動は早く、大きくなっていくのを遠目でも感じ取れる。

「本当に大丈夫ですか?さっきよりもっと赤くなってますけど!」

葉月が上目遣いで話しかける。そのあざとい視線に教師は耐えかね…

「や、やっぱり大丈夫じゃないかもな!先生ちょっと保健室に行ってくるよ…」

「じゃあ私もついていきますね」

「え!?」

呆気にとられた様子で思わず口から出てしまう。

「『え!?』じゃないですよ!先生体調悪そうだし、当たり前のことじゃないですか!……それに……私、先生の事……」

「………ハッ↑↑……(バタン)」

葉月が先を言う前に男性教師は床へと倒れこむ。

「「「せ、先生ーーーーーー」」」

生徒たちが男性教師のもとへ駆け寄る。

「お……お前たち…今からこの時間は自習とする…」

遺言を残し、男性教師は幸せそうな顔で意識を失った。

それを聞いた生徒たちは…

「ッッッーーーシャーーー自習だー-!」

それはそれは、とても大きな歓喜の声をあげるのであった。


(T_T)


「ハァーまーたあいつやりやがったよ…これで何人目だ?」

呆れた俺は溜息をつく。

「うーんとね…ヒ、フ、ミ……ざっと16人目かなー剣志くん」

後ろから声を掛けられビクッとなる。

ゆっくりと後ろを振り返るとそこには案の定、葉月の姿があった。

「ハァーお前は本当に人を誘惑するのが上手だな…」

皮肉を込め、葉月にそう言うと、葉月は照れくさそうに頭を掻きながら…

「いやいやーそれ程でも!あるかな!」

「いや、褒めてね…(ンッ)」葉月の指が俺の口を塞ぐ。

「お決まりのやつは言わせないよ!」

「言わせる気がねぇならやるなよこんな茶番!」

「えへへ…今日も冴えわたってるねーツッコミが!」

「うっせぇ」

葉月はいつもこうだ…。持ち前の美貌と幼子のような声で甘い言葉をかけ、男を誘惑する。

誘惑する相手は必ず俺の顔見知りで年齢は関係なし。

高校生になって、違う高校に行ってしまった友人。

公園でよく一緒に遊んでいる小一のガキンチョ。

夜、散歩をしていたら公園のブランコで一人寂しく座っていた訳アリなオッサンetc…色々な相手を骨抜きにしてきた。

どの相手も、葉月を見ただけで石化したように動きが止まり、その後は先程の男性教師のように皆、幸せそうな顔で意識を失っていた。

俺はいずれの現場にも居合わせていて、事後処理をさせられた。

俺一人で意識を失っている相手をおぶり、家まで送ったり、ベットに寝かしつけたり、時には家まで送っても冷たく門前払いを受ける相手【オッサン】もいたり……。

まあ、何かあったんだろうけど…とにかく、葉月が誘惑するときは、必ず俺がいるときにやるのだ。本当に迷惑極まりない。

葉月に一度「何故男を誘惑するんだ、それも俺の前で?」と聞いたことがある。その時に返ってきた答えは…

「考えるな、感じろ」の一言。

「分かんねーよ」と俺がツッコめば…

「君のその小さな脳みそでせいぜい頑張って考えてみるんだねー」

「考えるか感じるか、どっちなんだよ…」

結局、答えは分からず、今に至る。

「どうしたんだい剣志くーん、私の顔、ジーっと見て…

もしや、もしや…もしかしなくても…私に惚れ…」

「それは絶対にない」

食い気味に俺は否定する。

「何だよモーつれないなー」

葉月が茶化し笑う。その光景は傍から見れば仲のいい二人だが、会話を聞けばただただ葉月が俺をいびり倒す。

それでも皆からしたら夢のようなイベント。

そのため俺に嫉妬するやつが少なからずおり、二つの理由で俺は日々葉月に苦しめられている。

「それはそうと、剣志君!教室でのあの言動は一体どういう事なんだい?」

「教室での言動…お前まさか…」

葉月の発言に、俺は冷や汗が体中から溢れ出す。

最悪の事態が起こってしまった…

それは親にPCを使われているぐらい最悪な…

これが絶望感と言うものなのだろう…。

そんな一筋の光明もない闇が俺を包み、呑み込む。

「そのまさか!私、アレ最初から見てたよー。いやー格好よかったねー

『我の力に恐れおののき、人間共は逃げてしまった』のところとか…

もー笑い堪えるので精一杯だったよ。フフッ…」

葉月が嘲笑し、まさに悪人面とも言える笑みを浮かべ俺を見る。

そのさなか、俺は葉月に弱みを握られているこの状況に動揺と絶望が隠しきれず、身体の震えが止まらない。

汗も一向に止まる気配がなく、むしろさっきよりも滝のように流れているまである。

さながらバトル漫画などで主人公が強大な敵と対峙したときのような感覚だ。

そんな知るはずのない感覚を覚えると葉月から何かオーラのような…そんな不思議なものを感じる。というか見えた。

多分動揺し過ぎて幻覚までも見えてしまったのだろう…。

「あれれぇー……剣志くーん!どうしたの、そんな汗かいて。足もガクガク震えて今にも倒れそうだよ、ハハッ」

「…う…うっせえ…」

「剣志くん…正直…厨二病キャラなんて練習したって後々黒歴史になるだけだと思うよ…。……それに……ダサいよ…」

「ウッ…!(バタン)」

葉月から放たれた言葉は俺の心臓を突き刺した。

比喩ではなく本当に突き刺さったのだ、痛みもあった。

だが何故かそんなことを考える間もなく、俺は地面に倒れるのであった…。

<堕ちた…まったく、何故このような男一人を虜にするのに手古摺ってしまったのか…。妾の力も衰えてしまったのか…>

朦朧とする意識の中、確かに聞こえた声は誰かの独り言。

その声の主は葉月ではない…。まったく聞きなじみのない冷徹で古風な言葉使いの女の声だった。

「クッソ……誰だ…俺のことを蔑むのは…」

そう考えているうちに俺の意識は遥か彼方へと飛んでいくのだった。

処女作です。【三度目の告白】

これを投稿する際に、現実リアル世界のノートに原案があったのですが…

まあ、ノートには消し跡が凄いわ、誤字は多いわ、括弧の使い方は雑だわで…

もう、目を覆いたくなりました。あわよくばノートを隠滅してやろうとまで思いましたが…。

何とか踏みとどまり、こうしてこれがあります。

そのまま処女作を投稿すると、自分が自分を拒絶しそうだったので少し改良しました。

そしてこれの写し作業をしているときに思いましたが、私の書く女の子は私の趣味がよく出ているなと思いました。

とてもお恥ずかしい限りですが、多分一般の方も私と同じ趣味の方は多いと思います。

……………多い………ですよね………。

そんなことよりも!お盆ですよお盆!

一年を通してそんなに盛り上がるイベントではないと思いますが、しっかりご先祖様に感謝しましょう。

さあ、さあ、頭に思い浮かべて…そうすれば…ホラ…なんだか川の向こうで手招きしているお年寄りが見えるでしょ?

見えた人は手を振り返してあげてください。とても喜んでくれるでしょう!

あわよくば川を越えて会いに行くのもいいでしょう。

……戻ってこれるか知りませんが…。

ともかく、先人達は大切にしましょう。

この快適な夏があるのは彼ら彼女らのおかげなのですから。

素晴らしい!(人''▽`)ありがとう☆!感謝!ありがたやー!謝意謝意!thank you!

………私は何を書きたかったのか…。

まあともかく、作品はいかがでしたでしょうか?

楽しんでいただければ幸いなのですが…。

良ければ次回も投稿するのでお楽しみに。

月一回のとてもやる気のない投稿ペースで投稿しようと思いますが。

いかかでしょうか?

二作を並行してやるのは中々スケジュールが詰め詰めできついので……

許してください。

投稿は続けていきますので…ぜひとも、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。

では、よい八月十五日をお過ごしください。

交通事故に置きお付けて。

あと工事現場にも…。

上を向いて歩きましょう。

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