夢より儚い
こうゆう、形容詞のタイトルで。
限定用法のあとにつづく名詞を想像させるフレーズ、好きなんです。
語りたいだけ語ればいいだろ
御伽噺を絵に描いた餅
現を抜かして 飛び級でまやかしの園へ
思う存分その気が済むまで
タケヤブヤケタ 薪のない炎
現に抜かされ 血迷えばまやかしの園へ
現実味なしの嘘っぱちが寒いぜ
まるで罪もない無垢な天使だぜ
夢より儚い 愛しき肖像は硝子の城砦
夢より儚い 醜き幻想は ちゃらけた薬害
崩れるならば崩れりゃいいだろ
砂遊びでの砂上の楼閣
現も抜けずに 流れ着くまやかしの園へ
真実味なしの出鱈目が痛いぜ
まるで淀みなど知らぬ大河だぜ
夢より儚い 気高き信念は張り子のライオン
夢より儚い 卑しき方便は机上の正論
貧弱 脆弱 病弱 虚弱
「儚い」ってことばは。
脆さを嘆いていても、弱さを非難するだけではなく。壊れやすいからこその美、みたいなニュアンスがありません?